ほんとの女優デビュー

『細雪』初日に行って参りました






壮一帆の妙子さん、しゃべり方や仕草等、だいぶ女性らしくおしとやかな雰囲気でした
インタビューで、一緒に芝居をする人によって演技が変わる、と言っていたように、『細雪』カンパニーではおしとやかなSOさんになっています。
出待ちで本人もおっしゃっていましたが、これがほんとの女優デビュー、おめでとうございます　そのような状態だったせいか、今日はかなり緊張されたようです。

とはいってもこいさんは活発で進歩的な女性。初っぱなから子供たちとチャンバラゴッコをしながら登場するのが、なんだかSOさんらしくて面白かったです
ちなみに舞台袖でも子供たちと遊んでいるようです。

姉たちとは違い、和服だけでなく洋服も着るのが楽しい
特に人形の個展のときに来ていた、真っ赤なタイトスカートのツーピースにボブスタイルヘアの姿がカッコよかったです。

ファッションもそうだけど、人形製作をしたり、恋人が次々と変わったり、と、当時としてはかなり進歩的な女性だったのでしょうね。

紫吹淳さん演じる内気な雪子とは正反対の役どころ。SOさん、雪子役だったらもっときつかったろうなあ。
ただし、今回の雪子はリカさんらしさが反映されているのか、とぼけたように「ウーン」と返事するのが面白かったです

驚いたのは休憩を２回もはさんで、上演時間が４時間近かったこと
１１時開演なのが納得です。