ゲル状のなにか その8/ゲル
コンニチハ!!ぬーまんでふ( ̄(エ) ̄)ノ
今日は複製部ゲル氏の複製講座でふよ~
ちなみに前回はコチラ↓
■ゲル状のなにか その7
http://ameblo.jp/max-staff/day-20110408.html
前回は、普段から主力として使っているキャストについてお話しました。
普通のキャストの様に「ラバーキャスト」にもA液とB液があり、A液B液を同じ重量で混合する事によっても硬化しますが、
この「ラバーキャスト」には更に「C液」があり、その「C液」の分量によって硬化後の「ラバーキャスト」の硬さをコントロール出来ます。
シベリア超特急?!
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こんばんは。複製部のゲルです。
前回は、普段から主力として使っているキャストについてお話しました。
この3種は基本的に前回説明した方法で流しています。
ホワイトとクリアーのキャストは、主に商品のパッケージ撮影や工場での塗装の見本として使われる彩色見本用の
「デコレーションマスター(略してデコマス)」用に使います。
更に今回は、柔軟性に富んだ「エラストマー」タイプという特殊なキャストについてお話したいと思います。
(「エラストマー」タイプのキャストはファクトリーでは通称「ラバーキャスト」と呼んでいます)
(「エラストマー」タイプのキャストはファクトリーでは通称「ラバーキャスト」と呼んでいます)
主な使い道としては、figma等の商品で柔らかくしたいスカート等のパーツテストに使います。
普通のキャストの様に「ラバーキャスト」にもA液とB液があり、A液B液を同じ重量で混合する事によっても硬化しますが、
この「ラバーキャスト」には更に「C液」があり、その「C液」の分量によって硬化後の「ラバーキャスト」の硬さをコントロール出来ます。
A液:B液:C液の重量比は100:100:0~500位で、C液を少なくすることによって硬く、多くする事によって柔らかくなります。
デコマスを作る時にも、製品で柔らかくなる様な部分には「ラバーキャスト」を使います。
「ラバーキャスト」に塗装をする事は出来ますが、ポーズをとらせる為に曲げたりしていると、どうしても塗装が剥がれてしまいます。
塗装が剥がれてしまうと下地の「ラバーキャスト」の色が見えてしまい、困るので「ラバーキャスト」に色を付ける事もあります。
塗装が剥がれてしまうと下地の「ラバーキャスト」の色が見えてしまい、困るので「ラバーキャスト」に色を付ける事もあります。
そんな時は、撹拌前の「A液」に専用の着色材を混ぜて色を付けておきます。
右は、専用の着色材で赤い色を着けた「ラバーキャスト」です。
もうこれで、塗料が剥がれる心配はありません。
いやぁー、ラバーキャストって本当に、素晴らしいものですねw
次回も、特殊なキャストについてお話したいと思います。
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淀”沼”解説
ラバーキャスト、ラバーキャストですね。アナタ、これが無かったらですね、
今日のfigmaはですね、無かったかもしれませんねぇ。
それでは次回をご期待下さい。サヨナラサヨナラ、サヨナラ・・・〔´(エ)`〕ノシ
ウェンディのPOLO。POLOシステムもですね、柔らか素材なんですねぇ~