カワサキZ系、オイルプレッシャースイッチ対策品… | MAX-SPEED®公式ブログ

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以下、この対策オイルプレッシャースイッチセットの説明です。

このスイッチセットは夏場などに純正、
あるいは純正タイプのオイルプレッシャースイッチを使用し、
走行中エンジンは正常な状態にもかかわらず
オイルランプが突然点灯(オイルが 完全に流れなくなる)
オイルの流れが止まることにより、エンジン内部が傷むのを
防ぐための 対策部品です。

以下写真で説明します。
これは純正オイルプレッシャスイッチの取り付け状態の写真で、
矢印の部分にオイルが流れます。
この写真はオイルランプが点灯している時の状態で、
このようにオイルランプ点灯時はオイルの流れを
オイルプレッシャースイッチにより
完全に止めてしまっています。

これは同じくオイルランプ点灯時のアップの写真。
このようにオイルプレッシャースイッチでオイルラインに
栓をする形になり オイルの流れが完全に止まっています。
通常はエンジンが止まっている時にこの状態に
なっているため何の問題もありません。
ですがエンジンが動いている時にもこの状態になることが
あるため オイルが流れなくなるなり問題となるのです。


この写真はオイルランプが消灯している時の写真です。
矢印部のオイルラインをオイルが流れます。
通常はエンジンがかかっている時にオイルの圧力により
このような状態になります。


同じくオイルランプが消灯している時の写真です。
矢印下部からオイルが流れてきて、
オイルプレッシャースイッチを押し上げオイルが流れます。

ところが夏場で油温があがり、  
オイル粘度がさがってオイルがサラサラの状態になると、  
オイルポンプが正常でもこのオイルプレッシャースイッチを
オイルの圧力で上げきれなくなる時があるのです。  


再度オイルランプ点灯中の写真です。
走行中に(当然エンジンは動いている状態)
純正のオイルプレッシャースイッチを使っていて、
突然オイルランプが点灯した時は、
このようにエンジンが動いているにもかかわらず、
オイルプレッシャースイッチがオイルの流れを
止めてしまっている状態になります。
当然エンジンオイルが流れなくなるわけですから、
エンジンによくありません。

そこで対策のオイルプレッシャースイッチです。  
このようにオイルランプ消灯時、点灯時でも、
栓をしないようになっており、
常にオイルラインを塞がずオイルが流れるように
なっています。


冬は 平気ですがこれから暖かくなっていきますので、
油温が上がっていきます。
余裕を持って早めに 対策されるのをお勧めします。
要は純正のオイルプレッシャースイッチが設計された
時代よりも現代の使用条件が厳しく、
より油温が高くなることにより走行中にオイルランプが
点灯してオイルの流れが止まってしまうことがあると
いうことです。


この商品は在庫切れの場合もありますが国産ですので
しばらくお待ちいただけば納品できます。

カワサキZ系(Z1、Z2、Z900、Z1000、Z1000MK2、Z750FX、
LTDなど全てのZ系)カワサキJ系(Z1000R、Z1000R2、Z1000J、
Z1100R、空冷GPZ1100、LTD系)で使えます。
CRキャブレター、FCRキャブレター装着車、社外オイルクーラー取り付け
車両、オイルクーラーがついていない車両対応品です。
純正キャブレター車に取り付けられるかどうかは確認できておりません。

取り付け後の写真はこちら。

上記車種の純正オイルプレッシャースイッチは今のバイクとは
仕組みが全く違う機械式の接点方式のため、このスイッチの場合
エンジンが距離を走りオイルポンプが少しずつ消耗してくると 
オイルポンプ自体はまだ交換時期に達していないのにも関わらず、
夏などの 油温が高くなる時に突然点灯し、場合によっては
10キロ以上 そのまま走っても消えない現象が突如起こることが
確認 できています。(オイルが完全に流れていない状態)

またオイルポンプが新品でも
走行中に大きめにアクセルを開け加速、 
その後閉じるとその直後にしばらく点灯し、
しばらくしてから消灯するという現象が起きる
場合もあります。

昼間走行中で、運転中は前を見ているため点灯しても
しばらくすると消えるため、気づいていない方も多いのでは
ないかと思います。

これはZ系がもともと油圧が低い設計で、
一瞬点灯すること自体は 異常ではないのですが、 
点灯しつづけた場合は、油温を下げ、油圧が上がるまで
15~30分ほど エンジンを止め 待つしかありません。
ちなみにエンジンを止めた直後は かえって油温が
上昇しますのでしばらく待たないと消灯しない場合が
多いです。

もし点灯した場合、この純正のオイルプレッシャースイッチは 
完全にオイルの流れが止まる設計で、解りやすく言えば、
完全にオイルが流れていない状態なっています。 
当然エンジンにはとても良くない状態で、
そのまま走りつづければ焼きつく可能性もあります。

今回の紹介する対策部品は、エンジンのオイルポンプ、
オイルが流れるオイルラインが正常の場合、
常にオイルは流れるようになっており、
また油温が100度を超えたあたりから 
アイドリングに近い回転域で オイルランプが点灯する
ようになっています。
少しエンジンの回転を上げ、オイルランプがすぐに
消灯する場合はエンジン側は異常ではありませんが、
消灯しない場合はトラブルが起きていることが
考えられますのでエンジンの点検、修理を行ってください。
当社でも対応できます。

油温計をつけなくても夏場の油温が高くなった時は 、
それにより油温計を 取り付けなくても油温が高く
なっていることが解り、
(渋滞や、高負荷の走りを避ける避けた方がよいとわかる) 
アイドリング近辺のみ点灯する場合もオイルは常に流れるため
エンジンの保護になります。

繰り返しますが、
もしエンジン回転を上げてもオイルランプが点灯し続けるときは
異常なのでオイル回りの修理が必要となります。

今回こちらのセットを10800円で販売します