オーストラリアのアラン・ケンプスターさんは、1990年にトラックとの正面衝突!という事故で、右腕・右脚を切断する重傷を負いました。しかし、彼は愛するモーターサイクルとロードレースから離れるという選択をせずに、なんとかロードレースに復帰できないか、という道を模索しました。
車椅子の上の人物がアランさん。左側の手足で操縦できるように、マシンには改造が施されています。
整備も自分でやるとはすごいです! 左足でフェアリングのアンダー部を持ち上げ、左手のドライバーでマウントボルトを締め付けます・・・。
信じることの"力"で、障害は乗り越えられる・・・アランさんは自身の活動を通して、そんなメッセージを世界へ発信しています。自分よりも重い障害の人をサポートしたい、そして障害者向けの教習所を作りたい・・・そんな夢に向けて、アランさんは走り続けています。
健常者のライダーを相手に、ロードレースで活躍するアランさん。すごい!のひと言です。