本来の性能を存分に発揮できないばかりか、著しく安全性を損なうことも…
というのがタイヤの空気圧
空気圧は低すぎても高すぎてもダメ
空気圧が不足ならタイヤ自体が発熱し過ぎてヒートセパレーションを起こしたり、あるいは両ショルダー部分に偏摩耗が進むなどタイヤを痛めつけてしまいます。他にもハイドロプレーニングが起こりやすくなったり、燃費が悪くなったり。逆に高すぎたら今度はセンター部だけが偏摩耗したり、コード切れやバーストをしたり。
最適な空気圧を維持することが安全なドライブと、そしてタイヤのロングライフには必要不可欠ですよ
最適な空気圧とは、すなわち「指定空気圧」。クルマのモデルごとに自動車メーカーが導き出した指定空気圧があります。たいていのクルマはドア開口部に記載されています。クルマによっては、ひとり（ふたり）乗車の場合と、多人数乗車の場合で指定空気圧が異なる場合があり、基本は多人数乗車のほうが、すなわち車両重量が重いほうが空気圧は高くなる。空気圧は最低でも1ヶ月に一度はチェックするべき、もちろんヘビーユーザーはもっと頻度を多く、逆に一ヶ月に一度もクルマを動かさなかったという方も、空気圧はぜひともチェックして下さい
クルマを趣味とする方にとっては、安全の範囲内で「空気圧をセッティングツールとして使う」ことができます。サーキットユーザーなら常識の空気圧管理
