ボールは丸いけど動いている | クリえもんの人間観察~2nd Stage~

ボールは丸いけど動いている

ぷっしゅ~。あらら、また師匠のプラボールに穴あけちゃった。おへそみたいに真ん中についている硬い部分だったらそう簡単に爪は刺さらないのに、つなぎ目みたいなところはすぐ刺さっちゃう。おやじさんにまた買ってきてもらおうっと。

師匠のおやじの一言

打撃に苦しむ我がチーム。なかなか得点がとれないのですが、中でも重症がキャプテン君。
クリーンアップを任されているだけあって、ランナーを置いての打席が多いです。もちろん、タイムリーを期待され、最悪でも進塁打が望まれます。

ところが、今年に入ってそのような場面で見られる結果は、「内野フライ」。
毎試合のように「最悪だろう!」「自分が何をすべきか考えろ!」「上から叩け!」「ゴロも打てないのか!」と叱責されています。

審判の合間にちょっと話すことができたので、本人の意識を確認してみました。

「全部、上から叩くスイングにしました。」
「フライだけは打たないようにと思っても、なぜかフライになってしまいます。」
「内野を越せば何とかなるかと思って、バットを後ろに引くようにしました。」

キャプテンという立場上、細かい技術的なアドバイスは「上から叩け」のみ・・・。あとは「自分のすべき事を考えて、どうにかしろ」状態と思われます。
さて、本人は自分がすべきことに本当に気がついていないのでしょうか?彼は野球も詳しいし、どうあるべきかは理解できていると思います。でも、技術がついてこない・・・。
センスはあるし、去年まではある程度打つこともできていました。師匠より長打も多く、バッティング技術に迷いが生じていると思っています。

まず、「上から叩け」。しっかり実践できているとおやじは見ています。けれども、ボールは丸いのです。上からボールの下面を叩くことは叩きづらいのでしょうが、実際は感覚のずれでボールの下を叩くことがよくあります。
どんなに大根切りにしても、ボールが動いて、それを前方からバットで迎えに行く限りは、ポイントがずれていれば下を叩いてフライ・・・。さらに「上から叩け」
自分のスイングではない軌道でバットを振るから、精度がさらに落ち、ボールの下を叩く・・・、悪循環です。

打順も下位になってしまったキャプテン君、ここが正念場。がんばって、チームの中心の位置へ戻ってきてくれる事をおやじは期待しています。

動画は、どうしようか迷いましたが、キャプテン君がショートフライを打ち上げているシーンです。この軌道、おやじにはしっかり「ダウンスイング」をしているように見えました。