大暴落 | クリえもんの人間観察~2nd Stage~

大暴落

師匠、一人きりの時には僕と一緒にいることで、妙に安心感があるようです。おやじさんが一緒に二階に来てくれない時には、暗い階段を僕を連れて上っていきます。変なところで僕はあてにされているようなのですが、一緒に布団に入っていたら、師匠の寝返りでつぶされそうになりました。当然僕は猛抗議。師匠は眠かったらしく、怒って僕を部屋から追い出しました。せっかく、役に立っていたのに、抗議をしただけで評価は大暴落です。

師匠のおやじの一言

試合に勝てないと、チームの雰囲気が悪くなる・・・。これまで、いろいろなブログで目にしてきた言葉です。

しっかりと、この連鎖に我がチームもはまりつつあるかな?と感じています。

今の6年生の最後の大会。準優勝。その祝勝会で言った今の5年生の言葉。

「上級生に負けないようにがんばります。」
「同じように、この大会に出られるように地区予選では優勝したいです。」

ところが、新人戦で1回戦敗退。その時の言葉。

「油断しないように、しっかりとがんばります。」

その後、練習試合では連敗街道・・・。

「まずは、1勝をあげたいです。」

そして、ついに「1年を通して、1回は勝ちたいです。」

あのねぇ、そんなに小さくならなくていいんだけどな。あまりに目標が大暴落状態です。

確かに周りの大人からは、色々言われているよ。「しっかりやれば、ひとつはメダルが取れるかも。」「へたくそなんだから、しっかり練習しろ!」「まずはひとつ勝て!」なんて感じで。でも、それを素直に聞き入れて、自分たちはダメなんだ、って思っちゃったらそこでお終い。なにくそ!って思ってくれることを期待した言葉なんだろうけど、今ひとつ子どもたちには響いていない・・・。

卒団式で6年生が持ち帰った優勝トロフィーやカップ。自分たちにも、配って欲しいと手を上げる5年生達。ついついおやじは、

「自分達で取って来い!」

と言ってしまいましたが、返ってきた言葉は、

「だって、残ったのは返還に行く時のでしょ。今年は返還ばっかりだね・・・。」

それを言っちゃ、お終いでしょ・・・。

おやじは、心から信じているんだけどな・・・。

「全部の優勝旗は自分たちで取って来い。それくらいの力はみんなにあるはずだから。」

さて、どうやってそのことに気づかせてあげられるか、考えてみなければ・・・。