今年は新年早々、能登半島地震が発生し、大きな衝撃とともに一年が始まりました。

被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

災害は人々の心に不安をもたらしますが、私自身も年明け以降、心が晴れない日々を過ごしております。

ブログの更新も思うようにいかず、気づいたらまた1ヶ月以上放置してしまいました。

 

そんな中、1月も時間を見つけて気分転換に散歩をしたり、読書をして、当たり前に過ごせるようにしてきました。

 

 

新年の彩り、椿の花。

 

 

 

正月の善光寺さんは、雪吊りの冬支度。

 

 

地震の影響でしょうか、石灯籠には倒壊防止の対策がしてありました。

 

 

仕事中に見上げた空の青さに、どことなく春の気配。

 

 

今年は立春が2月4日、そして今日が旧暦の正月。年が明ける前に、二十四節気の立春が到来しています。

古今和歌集に

 ふる年に春たちける日よめる

 「年のうちに 春は来にけり 一年を

      去年とやいはむ 今年とやいはむ」

という和歌があります。

昔は暦にも、おおらかさがあったんですね。

 

 

さて、年が明けて1月に読んだ本は、

『言語が消滅する前に』 千葉雅也 國分功一郎 著

『予測の技術』 内山力 著

『世界史の針が巻き戻るとき』 マルクス・ガブリエル 著 大野和基 訳

『平安京の下級官人』 倉本一宏 著

『新書で名著をモノにする プロティスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 牧野雅彦 著

『マンガでわかる統計学』 大上丈彦 著

『源氏物語と枕草子』 小池清治 著

『小説の技法』 ミラン・クンデラ 著 西永良成 訳

『新版 経営分析の基本』 林總 著

『やわらかい頭の作り方』 細谷功 著

以上10冊です。

 

哲学っぽい本とか、昨年からデータ分析やら統計のようなことに興味を持ち始めたので、ちょっとかじってみたり、大河ドラマの影響で平安時代をのぞいてみたり、何の方向性もなく、本を読んでます。

 

 

 

心が晴れず、このまま過ごしていくのがイヤになるような毎日が続いています。

日常の中の悪意や、悪意とまではいかなくても、あまりにも無神経で傲慢な人間が撒き散らす事態に不快になることが多く疲れました。

人を傷つけたり、人を不快にするよりも、心豊かに穏やかでいる方がいいと思うけど、世間はそうじゃないみたいだ。

最近は本を読んでいても集中力が途切れがちです。

平穏な日々を過ごしたい。