ようやくお盆。

夕暮れにはひぐらしの声が聞こえ始め、季節は少しずつ秋へ向かうようですね。

 

前回紹介した漫画『メンタル強め美女白川さん』、書籍はこんな感じです。

 

 

面白いですよ。

陰口、マウント、嫉妬やイジメ等々、世間にあふれる悪意に巻き込まれずに、明るく生きる白川さんを痛快に描いています。

そんな白川さんが、社内の悩める仲間を励ましたり、自信が持てない同僚の背中をそっと押してあげる場面などでは、不覚にもウルウルしてしまうセリフなんかもあったりして、なかなかいいです。

描かれているのが女子の世界なので、男の私がどこまで同じことができるかわからないけど、こういうメンタルの持ち方もあるんだなあと参考になります。

もちろん、白川さんみたいな気持ちが持てるようになりたいし、もっと言えば、自分が白川さんのように、少しでも悩んでいる人の手助けができたらいいなと思います。

また、自分が精神的にきつかった時期を振り返って、自分の会社にも似たような人がいたなあとか、こんなときは違う励ましをしてもらったなあとか、いろいろと考えてしまうこともありました。

スマホでも一部無料で読めたりするので、気になる方はお試しください。

 

因みに、写真には写っていない本の帯の裏面に、「前向き可愛いの教科書」とか「自己肯定感がアップする」、「最強可愛いの名言が満載!」なんて惹句が書いてあるんですが、私はちょっと違和感を覚えました。

この本の内容はとても参考になるけれど、この通りじゃなければいけないような教本ではないと思うからです。

様々なモヤモヤを抱えている中でも、自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、自分の心を見つめてしっかり考えることができるようにならないと、この手の内容は反対に自分の心を束縛するものになりかねません。

「こうじゃなきゃいけない」「こうしなければいけない」よりも、まずは自分の気持ちをしっかりと受け止めることから始めたいですね。

そこは取扱注意です。

 

それから、この漫画を読んで思い出した本がありました。

 

 

精神科医の水島広子さんが書いた『整理整頓 女子の人間関係』です。

やはり自分が精神的にきつかった時期に読んだ本です。

気になる方がいたら、こちらもご参考にどうぞ。

 

しかし、なんかこんなに女子の世界の本を読んでいたら、怪しい人と思われてしまうかな。

『メンタル強め女子白川さん』を購入した時も、店員さんに「いい歳してなに読んでんだ」って思われてたりして……。

今更ながら恥ずかしくなってきました。

次に新刊が出たらamazonで買おうかな。