4月になって、善光寺さんの御開帳が始まります。

 

 

本来なら昨年に開催される予定でしたが、コロナの影響で一年順延されました。

そのため、いつもより期間を伸ばして開催されます。

 

こちらは、4月2日の本堂。

 

 

本堂前の回向柱には、まだ布がかかっています。

それでも天気が良く、梅が咲き誇っていました。

 

 

 

そして、御開帳初日。

天気は下り坂ですが、回向柱もお目見え。

 

 

 

この回向柱は本堂に安置されている前立本尊と結ばれており、回向柱に触れることで、前立本尊とのご縁が繋がり、ご利益があると言われております。

 

御開帳限定の御朱印をいただいてきました。

 

 

 

これからも安心できる世の中であってほしいと願います。

 

 

 

さて、毎月の読書記録ですが、3月は以下の通りです。

 

『経営戦略全史』 三谷宏冶 著

『室町は今日もハードボイルド』 清水克行 著

『文章を彩る表現技法の辞典』 中村 明 著

『独立記念日』 原田マハ 著

『金融経済読本』 阿達哲雄 著

『楽園のカンヴァス』 原田マハ 著

『日本文学史序説(上)』 加藤周一 著

『実学入門 儲けるための会計』 田中靖浩 著

 

3月は読み応えのある本が多かったので、少しペースダウン。

小説は最近、原田マハさんの本にハマっています。

そして、加藤周一氏の『日本文学史序説』はすごい。

文学史と銘打ってありますが、学校の教科書の副読本にあった文学史なんてものではなく、思想史、精神史といってもいい。

博覧強記と思考の深さ鋭さは、正に本物の知識人です。

今、下巻を読んでいますが、文庫本の上下2冊で1000ページを超える分量で、他に補講まであります。

いや、とても勉強になる。1回読んだくらいでは、とても理解が追いつきません。

 

こうして先人の偉業に触れることで、自分の知識の未熟さを痛感するのですが、それもまた大切な読書経験でもあります。

まだまだ修行が足りない身、もっと、がんばらなきゃ。