6月11日 (土)

 

 昼前あたりから、Aという学校が同じ友達と、日用品くらいの買い物にいくために一駅歩いた。どんな話から、続いたのかは忘れたが、海外の話になった。

「将来海外で仕事をしようとは思わんな、鉄砲とか、テロとかあるしな、自分は平和な日本でいいや」といった。しかし、海外が嫌ではなっかた。洋画も洋楽も好きだ。本当はお金があれば、留学をしてみたいとも思ったことがある。

「まあ、留学とかしてみたいけどな。」と付け加えた。

「え?あ~いるよね~、そうゆう人。意味分かんない。」と、Aはバカにしたように笑っている。Aは弁護士志望だ。そしてよく私をバカにする。そのたびに笑って過ごすものの、結構ストレスが溜まっているのだ。気にすんな、気にすんなといつも自分に言い聞かせる。下手に言い返してさらに反発を食らうよりかは、全然いいのである。それに、私も、Aも上京組なのだ。そして同じクラスだ。大学生活が始まったばかり、クラスの女子は少ない、同じマンション、これらのことを考えると、やはり耐えるべきなのである。

「今日は暑いな」と適当に返しておいた。その時くらいから私は話す気なんて結構なくなっていた。

 買い物を終え、家に帰る道でのことだ。

「土曜の一限って嫌っさね~。」とA。

「うん、嫌や、今日自分なんか、起きたん8時35分やもん。」と答えたものの、私にとって一限あるくらい別によかった。休みの日なんて午前中ゴロゴロしてて、半日無駄にして後悔するのが毎回だ。でも、一限があってくれると、10時半には授業が終わり、早く次の行動に移せる。まあ、そんなこと言えば、なんて言われるか目に見えてる。から言わない。もう私の頭は上の空だ、何の話も入ってこない。午後からどう過ごすかだけ考えていた。