見えない明日にいくら希望を抱いても
今を築かなきゃ光は見えてこない



ふとした瞬間 静寂の闇に包まれる
津波のように襲ってくる孤独感
あなたの言葉を源にして僕は強く生きる



頑張ってね
そんな社交辞令いらないからと思っても
いざって時に思い出すと
冷めた心を暖めてくれる



会いたいよ
今日はダメなんだ また今度にしよう
今度っていつなんだろう
次があるなんて保証どこにあるの



やっとの思いで 言ってくれた言葉なのに
軽率に扱ってしまう無力さ
そんなに自分に呆れて今日も彷徨う





話聞いてよ
それがSOSサインだったなんて
誰がわかるのっていうの
あなたと僕だけの合い言葉?



ありがとうね
そんな言葉を求めてはいないよ
ただあなたの特別でいたい
そう、あなただけの僕で在りたい



幸せに麻痺すると
声を聞けることが 肌に触れていることが
あたりまえとなって 熱を感じられなくなってしまう



今となっては何気ない言葉すら恋しくなって
思い出にすがりつく



滲んだ涙でいくら過去を描いても
記憶を塗り替えることはできない



言葉は生もの 人と同じ時間を生きる
時が過ぎれば伝わり方も変わる
独り善がりだったけど 今やっと気付いたよ



そばに居させて
もう一度 僕の方に振り向いて
円らな瞳で見つめて
もう、離したりしないから