お互いの「夏」が終わったらここでキャッチボールをしよう
そんなちっぽけな約束が僕に勇気をくれた
理由なんて何でもよかった ただ二人だけの時間が何よりも欲しかった
数日後君は泣いた 誰よりも大きな声で泣きじゃくった
会わせる顔がなかったから黙って見てた
ほんとは受け止めてあげたかったのに
そして僕も泣いた 全てが終わった 夏が終わった
あれから季節は巡り また暑い夏が訪れる
約束を交わした公園 眩しい太陽が照りつける
二人並んで座ったベンチに幻影を映す
あの時の約束はどうなった?
まだ僕の胸の奥で生きてるよ
君のことを探してるよ
忘れちゃったのかな?
君に投げたボールが返ってこない…
解説
気持ちを形にしようと思って書きました。