昨日のことになるが、会社で長年勤務されて、
今年初頭に退職された方が23日に亡くなったということでお通夜に行ってきた。
通称:「おっちゃん」と呼ばれてた大先輩だが、いつも弁当のおかずをわけてもらったりして
結構、仲が良かった。
ここ数年は病気になって休職してしまいほとんど顔も見ないままに退職してしまったので、昨日の
お通夜で久々に顔を見た。
奥さんの了解を得て仏さんの顔を見たのだが、59歳の若さで亡くなったおっちゃんの顔は
久々だが俺の知ってる顔と全然違った。
細くやせ細って病魔と闘ったのがよく分かった。
ただその顔は安らかな死に顔で何か人生をまっとうした安堵感さえ感じられた。
「もう、苦しまなくていいからこんな顔なのかな」と思った。
正直、「おっちゃんが死んだ」と朝来たときは「ついにこの日が来たか」と冷静に受け止めてたが
実際に仏さんを見たら自然に涙が止まらなかった。
やっぱ知ってる人が亡くなるのは悲しいね・・・・
お焼香の時に手を合わせて心の中でおっちゃんに伝えた。
「おっちゃん さよなら。 あの世でも達者でな。」
通夜の終わにもう一回だけおっちゃんの顔を見て俺の脳裏におっちゃんの顔を刻んだ。
俺の人生において大切な人をこれからはまた心の中に刻んでいこうと思う。
俺はまた一回り大きくなれたような気がした。いや大きくならなければいけないのだろう。
そんな事を思った日になった。