有る雑誌に魂とスピリット(生気)の違いは何か?と書かれていたのですが、その解説を見てもよく分かりませんでした(笑)。

もちろん文章を覚えれば解説はできるようになるかもしれません。でも、魂ってこんな感じのもので、生気ってこんな感じのもの・・・と自分の感覚で言えるでしょうか?

だからそんなものは実際には無いのだ!と言ってしまえば簡単です。

それでも一般的に魂とか精神とか使いますよね?それって本当にそれを認知して言っているのでしょうか?

昔、勤め先の社長が、朝ジョギングするとインスピレーションが下りてくると言って、朝礼で自慢げに話すのですが、我々からすると「それってインスピレーションじゃなくて、ただの儲け話じゃないの?」って感じでした。

儲け話だってインスピレーションと言えばインスピレーションになるのでしょうけれども、ちょっと違いますよね。

だから、皆それぞれが、何か良いことをしようとしたり、何か使命があるような気がしたり、時には啓示を受けたように思ったりしますが、ほとんどは思い込みや自己愛や自己の欲望の変形に過ぎないのでしょう。

もし、精神のより中核の意識である、魂とかに気づくことができれば、そういう間違った思い込みやインスピレーションはなくなることでしょう。

でも実際は逆なんでしょうね。自分に都合がよいような「気づき」を徹底的に排除していった時に、「それ」に気づくのだろうと思います。