朝の四時過ぎにチョット目が覚めた。
ラジオで「千の風になって」で注目された新井満氏が良寛の詩を朗読していた。
もともとは漢詩だったものを新井氏が現代風に訳したものらしい。
良寛は冬に風邪をひき寝込んでしまったが・・
なんとか春まで生き延びて・・ふらふらと歩き出す・・
そして、浄土と見まがうばかりの美しい風景に出会い・・感嘆する。
それを新井氏が思い入れたっぷりに朗読する。
それは返って思わず笑ってしまうくらいだ。
しかし興味深い試みだと思う。
お婆さんにこの話しをしていると・・
「良寛は好きだけど一休はちょっと俗な感じよね?」と言う。
「一休だって良家の出じゃなかったですかね?」と言うと、
「そうかしらねえ。一休・・一茶・・何だっけ?」と言うので、
「一茶は小林一茶でしょう?俳人の?」と言うと、
「お茶の人は誰だっけ?」と言われ、
「あ~~、ん~~、これが出ないようでは・・あっ・・利休ですね。」と答えた。
「なに利休だっけ?」と言うので、
「え~~とぉ。浜離宮じゃないしなあ。。。。せんのりきゅう!」
その後、芭蕉、雪舟、蕪村、等の名前が挙がった。
お婆さんがごちゃ混ぜであるのと同じく私にも余り判別ができない。
本業が僧侶か歌人か等の違いが辛うじて判るだけだ。
広義?には皆同じカテゴリーに属しているとも言えるかもしれない。
日本の伝統芸術は禅の素養が基礎になっているものが多い。
風邪をひいた良寛は・・
孤独だなあ。。情けないなあ。。と繰り返しつぶやいていた。
良寛も悟りの域には至らなかったのだろうか?
他人事ではないなあ。