さて、インドの聖典バガバッド・ギーターは、カルマ・ヨーガについて書かれていると言われている。

自分の行為の結果を神に捧げるという修行である。


カルマは日本ではほぼ悪業の意味だが、本来は単に行為という意味だ。


バガバッド・ギーターの主人公は弓の達人アルジュナである。

正義の戦いにおいて、彼は敵軍に多くの親類や師がいるのを見てひるんでしまう。

そこで、ヴィシュヌ神の化身クリシュナが説いたのが、バガバッド・ギーター(聖なる・詩)である。

クリシュナは「真我は殺しも殺されもしない。武人としての本分(ダルマ)を果たせ。」と励ます。


つづく