一通り授業も終わり担任の先生とも教室で、娘のこれからの生活環境が変わることや、私が障害があるため娘の友達(この担任の先生の受け持ちの生徒)が私の介助のためにうちに出入りしていること、そして私の障害(CRPSや広範脊柱管狭窄症)の説明をしました。
そして緊張していたせいもあってかもよおしてしまいトイレへ。
しかし女子校という事もあり男子トイレは職員室にとなりだけです。
私、高校生時代からあまり職員室に良い印象がなく、そそくさと職員室を横切っていたら職員室の中から「マーシャルさん!」と声をかけられました。
私一瞬また怒られると思い「ドキッ!」としてしまいました(^^;
怒られる理由なんかないのに、高校生時代のトラウマだったようです(>_<)
そして声の主に目をやると「確かに見覚えはあるのに思い出せない」人が…
キョトンとしている私にその人は「ほら、15年前にマーシャルさんのバンドでピアノ弾いてたじゃないですか!」とその女性に言われました。
何しろ私30年以上バンドという仕事に携わっているので、一緒にバンドをやった事のある人はたくさんいます。
でも良く見て私の記憶がよみがえりました。
確かに一瞬にバンドをやってた女性でした。
彼女とは10歳以上歳は離れてますが、当時バンドビギナーだった彼女に厳しく接していた記憶までよみがえってしまいました(・・;)
そして今彼女はこの高校の音楽の先生になってました。
「当時はマーシャルさんに厳しくやられたこと恨んでますよー」と笑顔で言われ「そうだったかなぁ~、歳とったんで忘れた…」と返すのが精一杯でした(^^;;
そして「なんでマーシャルさんがここに?」と聞かれ「娘がここの生徒で、授業参観に来た」と言うと「娘さんってあのOOちゃん?」
彼女は私の娘の事も離婚の事も知っていて、私の娘が生徒にいることに驚いてました。
「一年何組のOOだよ」と言うと「えーっ、そうだったんだ」とまたまた驚いてました。
そしてチャイムが鳴り彼女は「じゃあまた近いうちに」と言い残し教室へ行きました。
世の中、広いようで狭いなぁ~と実感しました。
そして心の中で「どうか娘に当時の余計な事は話さないで」と祈ってました(^^;;