気まずい大掃除… | マーシャルとCRPS

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激しい痛みや睡眠障害、手足の痺れや焼けるような痛み。

天気や気圧の変化での体調管理は大変ですが、この辛い経験も意味のあることだと思い通院や音楽指導、店と頑張っます。

そんな日々の生活を綴ったブログですが、少しでも共感していただける方がいれば幸いです。

今日も昨日に引き続き娘が泊まりに来てます。

それにもう一人、母親を私の家に連れて来た子も一緒に!

とりあえずはその子に母親へ電話をさせて、ちゃんと許可をとっているのか確認。

母親からは「ご迷惑でしょうけどお願いします」ということだったので一安心です。

そして前々から娘に指摘されてた「この部屋はモノが多過ぎるということで、大掃除という『断捨離』が始まりました…

私の部屋は10畳ほどの1Kなんですが、なかなか捨てられない性格のため、娘からすればいらないモノが多過ぎるということです。

まずはワードローブ、この中には店で着ていた衣装やスーツなどで捨てられるモノはないのですが、娘は全部引っ張り出してチェックすると言い出しました…

そこには衣装やスーツの他にコレを置いてました(^^;;

腹筋マシーンとお腹をブルブルさせて脂肪を燃やすマシーン!

それを発見した娘「どんだけ必死なの‼︎」と鋭い突っ込み!

とりあえずそれは捨てずに取って置いてと懇願m(._.)m

それは認められなんとかセーフ。

そして次はクローゼット。
ここはどう手をつけようかと思うほど荷物が
ぎっしりです。

それでも娘はまたまた全部引っ張り出し部屋に一つずつ並べ、私の意見も聞かず「コレはいらない、コレもいらない」といらないのオンパレード!

45リットルのゴミ袋が5つになってしまいました(>_<)

そしてクローゼットの一番奥の一番下に置かれてた段ボールを出した時に私は「ハッ‼︎」としました。

その中は何が入っているかというと昔のアルバムや写真です。

娘達は掃除の手を止めしばらくはアルバムの観賞会が始まりました。

その中に一枚だけ私と娘の母親(私の元嫁)で撮った結婚式の写真がありました。

私達、当時は珍しかったグアムで参列者なしの二人だけで式を挙げ、その写真だけは捨てるに捨てられず、クローゼットの奥に眠ってました。

娘はその写真を見つめたまま少しの間、無言でした。

そして私と娘と友達が気まずく黙っていると娘から「これが私の原点なんだね、お母さんからは昔の写真はないからと見ることはできなかったけど、この写真は私そのものなんだ」と少し涙ぐんでました。

そしてしばらくして「この写真貰っていい?」と聞かれ「OO(娘の名前)がこの写真を見て嫌な気持ちにならないんだったら、持ってていいよ」というと本当に嬉しいそうに「ありがとう」と言ってくれました(^^)

そういえばと、アルバムの入った段ボールの下の方にまだ娘が赤ちゃんだった頃の写真があるのを思い出し、取り出して見せてあげました。

その写真を見た娘の目からは大粒の涙。
娘は自分の赤ちゃんの頃の写真は見たことがないので何度も何度もその写真を見ていました。

私も捨てずに取っておいて良かったと本当に思いました。

それからは急いでクローゼットを片付け写真の観賞会です。

娘の写真は50枚ほどあったのですが、私が5枚だけ手元に残し、残りはすべて娘にあげました。

それからは娘と友達で写真を見ながら「おサルさんみたい」「そんなことないよ、スッゴく可愛いよ」「父ちゃんの顔、笑ってるけどひきつってる~」と盛り上がってました。

私、自慢じゃないですが写真に写るのとっても苦手なんです(・・;)


最初は大掃除なんて面倒くさいなぁと思ってましたが、娘の心から嬉しそうな笑顔を見た時、やって良かったなぁと思いました。

写真も本人の元に戻れて喜んでると思います(^-^)