友達が泣いている。

あたしはもうだいぶ大人になったから
それぞれに人生があるってことを知っているから
泣いたりしない。

そもそももうファンではないのだけれど。


青春真っ盛りにバンドを追っかけてるときに
その対象を失ってほんとに三日三晩泣いたこともあったなあ。

ひとりになるとこれでもかこれでもかと涙があふれてきて
あたし弱いなあとか思った。
ギザギザハートはいつも何かにぶつかってはいたいと、ひりひりすると悲鳴をあげていたから
暗闇と音楽と、でも手を伸ばせば人がいるっていう(あこがれの、あるいは信じきっている)環境は本当にあたしの救いだった。

今思えばきっと誰しもが何かに支えや救いを見いだしていて
それは大人も子供も同じだったのだろうけど
もしかしたらあたしがあこがれていたその人ですら誰かに支えられていたんだろうけど、
それでもあたしは当時本当に音楽なしではまっとーに生きられなかったと思う。
こころがくさってたかもね。

そんなわけでお友達にはなんて言葉をかけたらいいのかわかんないです。