紙を漉くときに必ず必要な「簾桁(すけた)」。




「簾」とは、原料の入った水の中から
紙にするための原料をすくうもので、
竹でできているのです。

「桁」は、その「簾」を固定し、
持ち手のついた枠。

こういう道具は、
全国的にも今では作れる人がとても少なく、
すぐに手に入るものではなくなっているそう。。

わたしの勤務する工場でも、
今ある道具を大切に使います。

「簾」は、細い竹を交互に並べ、
糸でつないであります。

使い込んでいくとその糸が切れ、竹と竹の間に隙間ができたり、ひどいときは端までほどけてバラバラになってしまいます。

そうなると、新しい糸で縫い直さなければいけません。



一つ一つの竹に針で糸をいれていくのですが、
この作業、距離が長いと1日がかり。。

今回はもとある簾をいったん切ってしまって、
サイズを変える方法をとったので、
端から端まで編まなければいけません。

腰と背中が痛くなるし、
細い竹を見ていると目もチカチカ。
かなりの集中力が必要です。。

と、書いてる今もまだ終わってない(^_^;)


地道な作業だけど、
こうやって道具を大切にするからこそ、
技術を残していけるんですねー。