山本周五郎の短編集を、図書館にあるもの、端から借りて来て読んでいます。山本周五郎は、藤沢周平や池波正太郎よりずっと前の作家で、今読んでいるものも、ほとんどは戦時中または戦後間もない頃に書かれた作品です。
中には、戦時中とは思えないユーモアあふれる作品もあり、また、戦時中に書かれた時代小説だからこその、武士道の厳しさや、それを支える女性たちの激烈な強さなどが描かれている作品もあり、とても刺激的です。
「髪かざり」は、「日本婦道記」の選から漏れた作品を集めたものとされていますが、これも秀作揃いです。収録されている全ての作品が、江戸時代・武士の時代の女性のありかたを描いたものとなっています。
現代に生きている女性にとって「ためになる」とは言いがたいと思います。しかし、そういう時代があったこと、そういう女性がいたことを、日本人として誇りに思える作品だと感じました。
逆に、「花も刀も」に収録されている「若殿女難記」などは、読んでいてつい吹き出してしまうようなユーモアたっぷりの短編で、こういう作品もお勧めです。これは、ある藩の若殿が、その藩の悪人をあぶりだすために、身分を隠し、その辺の田舎者のフリをして、悪人をだますお話です。しかしこの若殿、大変男振りが良くて、下々の女性たちにモテてモテて、それを振り切るのに一苦労・・・。最後の若殿の一言で、笑ってしまうこと間違いなしです。
中には、戦時中とは思えないユーモアあふれる作品もあり、また、戦時中に書かれた時代小説だからこその、武士道の厳しさや、それを支える女性たちの激烈な強さなどが描かれている作品もあり、とても刺激的です。
「髪かざり」は、「日本婦道記」の選から漏れた作品を集めたものとされていますが、これも秀作揃いです。収録されている全ての作品が、江戸時代・武士の時代の女性のありかたを描いたものとなっています。
現代に生きている女性にとって「ためになる」とは言いがたいと思います。しかし、そういう時代があったこと、そういう女性がいたことを、日本人として誇りに思える作品だと感じました。
逆に、「花も刀も」に収録されている「若殿女難記」などは、読んでいてつい吹き出してしまうようなユーモアたっぷりの短編で、こういう作品もお勧めです。これは、ある藩の若殿が、その藩の悪人をあぶりだすために、身分を隠し、その辺の田舎者のフリをして、悪人をだますお話です。しかしこの若殿、大変男振りが良くて、下々の女性たちにモテてモテて、それを振り切るのに一苦労・・・。最後の若殿の一言で、笑ってしまうこと間違いなしです。
