「髑髏城の七人~アオドクロ」をゲキシネで観て来ました。ゲキシネは「朧の森に棲む鬼」に続き2度目ですが、大スクリーンで見るお芝居は、素晴らしい迫力で、またもや圧倒されました。役者さんの汗の一粒一粒、細かい表情まですべて丸見え。役者さんたちは、遠くて見えないと分かりながらも、舞台上ではかなり細かい演技をしています。
主演は市川染五郎。それに、佐藤アツヒロ、新感線の看板女優、高田聖子などの、いつもながらの豪華な面々。市川染五郎は相変わらず、美しい殺陣を披露してくれました。佐藤アツヒロのたちまわりも、キレがあって見事でした。やはり、出て来た途端にはっと目を引く魅力があります。
今回一番面白かったのが、三宅弘城の「謎の刀鍛冶」役です。この刀鍛冶と、その師匠と、染五郎扮する捨之介の3人が登場する場面は、大袈裟でなく抱腹絶倒しました。映画館でいつまでも爆笑できないので、笑うのを我慢していたら、涙が止まらなくなり、それが、悲しくて泣いているのか、笑って涙が出るのか、もうわけがわからなくなってしまいました。頭の悪い刀鍛冶の、その頭の悪さの演技が最高に面白かったです。
あと、おそらく川原正嗣さんという方ではないかと思うのですが、ものすごく殺陣が上手くてびっくりしました。「朧~」でアラドウジ役をやった人なのですが、アラドウジはそれほど動く役ではなかったので気付きませんでした。今回はちょっと他に類を見ない上手さだったと思います。動きが他の人と一段違いました。さらに、もっともっと端役で、もっと殺陣のすごい人がいたのですが、役名も分からないので、何という方なのか調べようがありません・・・。あの動きには目を奪われました。
さすが新感線。エンターテイメント性では、他の劇団と比較にならないですね。一度、生で観てみたいものです。