今朝は、Kadikoy・Moda地区をふらふらお散歩。
どっかで朝ご飯でもしながら、新聞でも読もうかね、と。
とある街角で、びっくり。
まさかの、合気道教室発見!
朝から、トルコのお子様達が練習に励んでおられました。
先生は小柄なトルコ人男性。
ちょっと、習ってみたいかも。
「あ、そういや、
この辺にバルシュ・マンチョ美術館があるって聞いた事あったなぁ。。。」
と、呟いたトルコ君。
バルシュ・マンチョとは、トルコ人なら誰でも知っている、超有名歌手の一人。
「日本にもコンサートに呼ばれて行ったんだよ!」
と、どこへ行っても、ものスゴイ勢いでトルコ人に言われるのだけど、
はっきり言ってその事実を知る日本人って、どれ位存在するだろうか。
そのグループの人なら、知ってるのかも知れないけど。
特に興味も無かったので、
目に入った教会に現を抜かしていた私。
「あ。」
と言う、トルコ君の声に振り向くと、そこは一軒家。
そして、まさかの。
探しても居ないのに、
バルシュ・マンチョ美術館に到着済。
こちらは今年の初夏頃オープンしたのだとか。
住所は上記と同じ。
来ちゃったなら、入ってみるか。
で、入館決定。
門ではご本人が温かくお迎え。
ちょっと、宅八郎みたい。。。
つい立ち止まってしまった、このオブジェ。
興味の無い、私ですら知っている名曲?の歌詞。
「ドマテス ビベル パットルジャ~ン♪」
(トマト ピーマン ナッスナ~ス♪)
このセンスにちょっと失笑。
愛嬌のあるロバ、かわいい。
彼の生活や活動の様子が垣間見られるこちら、
入場料はたったの1リラ。
どうしてこんなに安いのでしょうか。
さてさて、入口入ってすぐにある客間には、
ピアノとご本人像が。
こうやって、色んな曲をお作りになっていたのでしょうね。
サロンに色を加える、赤いソファ。
トルコ風で素敵でした。
脇の小部屋には、受賞した賞が展示されています。
この方、ガラタサライ高校卒業・ベルギーの大学でアートを学ばれてるそう。
だから、時代の割にはファンキーだったのねぇ。
納得の経歴。
そうそう、私が知ってるのは正にこの顔。
衣裳部屋には、ステージで着用した衣装がズラリ。
日本でのコンサートで着用したお洋服が展示されています。
良くある事ですが、
この刺繍は日本じゃないでせう。。。
トルコ君に意味を問われ、説明に困りました。
この、「平和使者」。
誰がどんな経緯でこれを渡したのか、謎ですが。
書いてある事の意味を後押ししまくる、
強さが良く出ていて素敵な字にちょっと感動。
今日はさっきの合気道から続いて、やたらと日本に出会うな。
と思ってたら。
上の階には、和紙人形とインドネシアお面?の
不思議な空間も。
地下1階、地上3階建てのこのお家。
2階に上がってすぐにあるのは、お客さん用のバスルーム。
写真には全体が写っていませんが、
日本のワンルーム程度はある広さ。
こちら、来客用寝室。
ホテルみたいですね。
やっぱり、芸能人は豪勢にお暮らしだったのかしら。
と思ったら。
意外とご本人の寝室は、普通。
特にギラギラした感がないのが、とても好印象でした。
きらびやかな世界に生きていても、
足るを知る方、だったのでしょうか。
徒然草に書いてあった、
「住まいは主を表す物。本人に会わずとも人柄が伺える。」
と言う一節を思い出しまし。
彼はこの家で何を考えて、どう時間を過ごしていたのか。
少し覗けた気がしました。
お若い時の写真。
素敵な衣装~。
美術館見学後は、すぐ近くのチャイ・バフチェシにて、
チーズトースト&チャイの簡単朝ご飯。
それから、新聞や本をひたすら読む読む。
気が付いたら、朝出たはずなのに午後2時。
時間が経つのは早いもの。
今日もゆっくりのんびり、終わるのでした。
☆ブログ・ランキングに参加しています。
順位が上がると嬉しいです。
ポチッと応援よろしくお願いしまーす☆
にほんブログ村
にほんブログ村