以前に
心の底から信じられる男の人がいた。
また、最後まで私を信じさせてやろうと思った人でもあった。そう、私はあなたを決して裏切らない。

言葉など要らなかった。
感じ方が同じで余計な説明など必要ないのが心地よく、ずっと一緒に居られた。
私だけがそう感じていたのではないと
これもまた言い切れる(笑)
仲のいい友達だ。

たぶん
彼彼女となるより
仲のいい友達になる方が
難しいのではないかと思う。
男と女だから友達になるのが難しいと言うのではない。
例えば彼彼女であれば
ワガママさえも可愛いコミュニケーションになりうるけど、
友達同士ではそうはいかない。
仲のいい友達同士になるには
整然として毅然として自然に
お互いを捉えていかなくては
信じ切れる疑わない同士にはなれないと思う。
どんな時にでも無条件に味方になれる。それが友達だ。

もちろん喧嘩もした。
でもすぐ謝る(笑)
決して蒸し返したりしない。
前にしか進まない。残さない。
お互いを思いやり、押し付けない。
すっごく当たり前なことだけど
友達なのでヤキモチもない(笑)
どんな時でも二人の中に他の誰かは必要なかった。

友達なので密な連絡も無く
また、無くても平気だった。
お互いの生活がありお互いの人間関係がある。当たり前に別な時間を過ごす。
久々に会い、会わない間の話をする。何を始め何が楽しくて何に泣いたかなどなど。話は尽きることがなく話さない瞬間さえも饒舌だった。

ある意味、異性の親友同士の関係は
理想の恋愛なのかもしれない。
辛いことなど何もなかった。
腹が立つことはいっぱいあったけど
一度も泣かされたことはなかった。
別れる別れないも無い。友達だから。

そんな友達からプロポーズされた。
友達なのにプロポーズされた。

理想の恋愛があり、
理想の結婚がある。
しかし、この理想の二つは
必ず原因と結果とはならない。
なる、人もいるだろうけれど
私たちはならなかった。

なぜならなかったのか?
あんなに好きだったのに。
あんなに信じられたのに。
理由はわからない。
今でもわからない。

でも、
逃したチャンスは取り返せない。
だから
次のチャンスは逃さない(笑)