「其の進むること鋭き者、其の退くこと速し」 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

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飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

「其の進むること鋭き者、其の退くこと速し」という言葉の出典は孟子の尽心篇。

意味は、成長する勢いが凄まじい人の、退化する様子も早いってことです。

6月末に大学時代の先生が家へ遊びに来てくださった時、中文学科の先生がおっしゃった言葉です。まさに今年の5月からの私を警醒する一句です。

いろんな方に心配をかけているほど、私は東京の中国茶界で、知見を吸収しようとしてます。

7月からようやくお茶会を控えようとしてましたが、それにしても、つい中国茶先生達の自宅サロンへ訪問するスケジュールを立ててましたw

ちょしさんのご自宅 に続いて、ペル さんとうらりん さんのご自宅にも行ってきました。

茶サロンのことだが、今日はお茶の品数について書きませんwその周辺について書きます!


<ペルさん:peru tea works>

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ペルさんのご自宅で、猫チビ太の後ろ姿w

ペルさんはこの7月いっぱいで、来年の春まで暫く活動を休むことになるので、この間際に伺うことにしました。

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お茶の前の素敵な食事でした☆

いただいたお茶は全部甘い余韻を残していると茶友がおっしゃいました。それなり淹れるテクニックが必要なのではw

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茶室に素敵な一隅♪

数えてみれば、ペルさんはまさに今の私の年から活動して、六年間を経て今に至った、私にとって大変尊敬し、親しみたい茶人先輩です。

そんなペルさんの前で、まさかの茶芸披露☆で、私に「ルハンの目指す道は茶葉屋か、茶芸か、お茶空間か、はっきりした方がいい」と言ってくれました。「そして、今度は強く決心した自分がいるなら、誰が向こうに座っても堂々とお茶を淹れられる」と。

実際にペルさんの後でお茶を淹れてみれば、自分の物足りなさや、成長の可能性は、まるで水占みくじのように、水面上に浮かび上がってきました。

ペルさんにいうには、「インプットがあって、アウトプットがあった方が、成長が早い。」アウトプットするために、かえって自分にプレッシャーをかけたくないけど、この考え方は確実に心に刻まれました!要するに、試行錯誤から学ぶことが大事ってことです。


<うらりんさん:香白韻>

本当は一つ一つの経験をちゃんと分けて書いた方が丁寧だが、結局お題について考えたことも含めたりして、二回の体験をまとめて書くことにしました。

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インストラクターコースに突っ込んで、半分くらいになったこの時点、色々迷いや、戸惑いがあったのは事実だし、せっかくのチャンスで、うらりんさんに色々お聞きしました。

「今、ルハンちゃんはfbで毎日書いてるのを見て、頑張ってるな一って思うけど、いかに続くことは大事よ。ものを知る最初の10年はノー(Know)の時代で、まずはインプットすること」と。

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いかにも想像を広げるようなお茶を淹れてくださりました。

そして、二回とも空間を変えて、台湾を思わせる和室で、さらに人生相談。

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「自分は自信ないって先に思っちゃうと、そこでお仕舞いだよ。」そして、「急ぐのがだめなのは、他の人に見えちゃうこと」と、この二点についておっしゃいました。

「続ければ、今の密度の高い勉強は決して無駄にならない」とさらに、おっしゃってくださりました(>_<)


これらの急所を突くようなお話を考えてみれば、自分はいかにラッキーかと思って、感謝するようになりました☆

「其の進むること鋭き者、其の退くこと速し」って言葉に、一時期引きずられてました。

これから退化していくのではないかってひたすら恐れてましたw

でも二人の先生や、先生の言葉に巡り会える自分は、幸せっていうしかありません。

結局、その孟子の言葉の指示したように、中庸の道を歩めばいいってアドバイスばかりでしたが、みんなに暖かく接してくれることに感謝。

インプット、アウトプットの仕方を考えたりして、ノーの時代を終える時の自分はちゃんと集大成して、堂々とこれらの素敵な方の後ろに歩めることを、夢見ています。




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