昨晩は講義後に浅草公会堂に駆け付けて「江戸から未来に繋ぐ清元節~清元のチカラを次世代へ!」で勉強させていただいた。
歌舞伎附け打ちの山﨑徹さんと清元節三味線方の清元斎寿丈によるワークショップで、山﨑先生に教わるのはこれで4回目。今回は附け打ちと三味線の絡みのお話や実演もあり、いろいろと疑問が解けて嬉しかった。
後半は清元節浄瑠璃方の清元一太夫丈も加わって、歌舞伎でもおなじみの「うかれ坊主」と「申酉(歌舞伎演目では「お祭り」)」の実演。「うかれ坊主」は故・富十郎丈の踊りを思い出しつつ、「お祭り」は今月惜しくも観られなかった歌舞伎座夜の部の仁左衛門丈の踊りを思い起こしつつ堪能。
この日は膝の調子が悪く、不躾な姿勢での受講になってしまったが、最後の写真撮影だけは正座に近い姿勢で。しかし、上手最前列に居たため、家内に「なんだが主催者側の人みたい」と笑われる写り込みになってしまった(笑)。
ちなみに、ミュージカルファン向けの情報を加えると、写真左上の清元一太夫丈は柿澤勇人さんの従兄、写真右の清元斎寿丈は尾上右近丈のお兄さんです♪
そして今夜、自宅事務所の書庫からNHKで2020年に放送された「古典芸能への招待」を録画したBRディスクを探し出し、令和元年9月の歌舞伎座秀山祭の「お祭り」を。ちょうど三味線の一人が清元斎寿丈なので、教わったことが復習できた。この演目は中村梅玉丈によるアレンジバージョンで「神田祭」や太鼓演奏が混じっているのが面白い。いつもなら、イヤホンガイドの勉強も兼ねて副音声を流すのだが、清元と被りやすいので今回は無しで、昨夜いただいた歌詞カードや事務所書庫から見つけた「神田祭」の歌詞を見ながら勉強♪