戻ってきた。いや、違う、そうじゃない。- 松竹大谷図書館と日比谷音楽祭にて | 作家&講師・平野正喜/窪田柾の原稿用紙にコーディング

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IT作家/劇作家/ゲーム作家で講師の ひらのまさき/くぼたまさき の雑記。

6月3日は昼間の講義後に日比谷音楽祭「Friday Night Acoustic」へ。

 

その前に時間があったので、東銀座へ向かい、歌舞伎座隣の松竹大谷図書館(演劇・映画専門の閉架図書館)に寄って「桜姫」の貴重な資料を拝見。

司書の武藤さんやスタッフの皆さんにも久しぶりに逢えた。

今月から(予約制のままだけど)制限が緩くなるとのことで有難い。

「演劇が戻ってきたなぁ」としみじみすると同時に、制限がある中でもアグレッシブに挑戦してる武藤さん達の活動をネット超しに観ていたので「違う、次の演劇を作ってるんだ」とも思う。

 

その後、ミッドタウンで雨上がりを待ってから日比谷音楽祭の会場である野音へ。

実は野音の中に入るのは還暦にして生まれて初めてで(いままでなぜか縁がなかった)長年の夢が叶った♪

 

 

野音は設立99年目だそうで、実行委員長の亀田さんとオープニング担当のダイノジの2人によると、今夜はその歴史を変える日になるという。

野音での平日夜の音楽会は周辺環境の都合で今まで禁止されてきたが、今回は観客も参加しての実験により、ルールを覆すらしい。

拍手と手拍子で60dbを超えないかを測りながら、という非常に面白いオープニングの後、アコースティックで数組による1時間ほどの音楽会。

楽しかった。

やはり、生でびっしりの客席で楽しむライブは有難い。

「音楽が戻ってきたなぁ」としみじみすると同時に、制限がある中でもアグレッシブに挑戦してる亀田さん達の活動をネット超しに観ていたので「違う、次の音楽を作ってるんだ」とも思う。

 

 

どちらも、「取り返す」などと後ろを向くな、新しいことをゲットするんだ!という人たちに会えた。私も頑張らねば。

 

 

余談。

 

終演後、日比谷公園向かいの日生劇場でチラシを貰って、久しぶりに帝劇に寄ってみたら休演日だった。

しかし、もうすぐ開幕する「ガイズアンドドールズ」の舞台稽古の真っ最中という気配がする。

ポスターの写真を撮ってから帝劇地下街の「丸亀うどん」へ。

これまた久しぶり。

真上で進んでいるであろう稽古のことを想像しながら、うどんをすする。

ああ、なんだか旨い♪