新型肺炎禍で演劇界の元気がない中、Facebookで3年前の今日の日記が表示されて、3年前の自分に励まされてしまった。
今年の伊藤憙朔賞ファイナリスト作品展については主催者サイトがずっとメンテ中でアクセスできないので不明だが、この状況では開催は難しいだろうと思う。再起を応援しよう。
ということで、下記は3年前の今日の日記 -
過日は、去年に続いて日本唯一の舞台美術専門の賞である伊藤憙朔賞ファイナリスト作品展@東京芸術劇場を見学。
素晴らしい舞台で大好評だった「JERSEY BOYS」の小林巨和さんによる衣装設計の緻密さに息をのむ。
後でビデオを見直さねば。
昨年の新人賞だった長峰麻貴さんが今年もモラトリアムパンツの舞台「世界の果ては、パンツの果てだ。」の装置・衣装で出展。
この舞台は残念ながら観られなかったが、主宰の橋本昭博さんの内宇宙を観るような創造に引き込まれた。
また、TVアニメで観てた金春智子さん脚本の「Dance with Devils」のミュージカルは、装置の松生紘子さんによる舞台の設計が素晴らしく、舞台模型の前でしばらく見入ってしまった。これも観に行くべきだったなぁ。
そして東宝ミュージカル「エリザベート」等の装置で著名な二村周作さんが出展した「マハゴニー市の興亡」の設計と模型の凄み。
言葉が出なかった。
この展示会を観ると自分の造形創造力の弱さに直面するが、演劇の底知れぬ可能性に魅了される。
頑張らねば。
