超歌舞伎の千穐楽をPSVRで観て貰い泣き | 作家&講師・平野正喜/窪田柾の原稿用紙にコーディング

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IT作家/劇作家/ゲーム作家で講師の ひらのまさき/くぼたまさき の雑記。

やはり観に行けなかった超歌舞伎の千穐楽をニコニコ動画のタイムシフトで観て大感動。

 


 

冒頭とカーテンコールで獅童丈が感極まったところで、私も貰い泣き。

 

 

今回もPS4のブラウザからログインしてPSVRで観ていたので、HMDの中が涙で大変なことに(笑)。


もちろん2Dだし公式非対応だが、ブラウザをフルスクリーンにして、動画もフルスクリーンにすると、映画館の大画面と同じように視野全体に広がってくれる。

コメントが止まったり遅くなるのは仕方ないが、PC画面では得られない臨場感や迫力がたまらない。

 

この4年余り、守旧派からの批判の嵐や技術的問題、そこに獅童丈の発病もあり、キャストもスタッフもどれだけ苦しかったか想像に余るが、千穐楽の客席とネットからの盛り上がりを見れば、この公演が歌舞伎のあるべき姿の一つを確実に示していると断言できると思う。
次は京都南座とのことで、より過酷な挑戦が続くのだろう。

だが大丈夫だと信じて応援したい。

歌舞伎は何百年も挑戦し続けてきた芝居なのだから。