昨日歌舞伎座で夜の部の一幕席販売開始を待ちながら新作のことを考えてたら、係員さんに「どの幕までご覧ですか」と尋ねられ、思わず「あ、義賢まで」と答えてしまったら、「はい、実盛ですね」と笑顔で返された。
そう、今月は「源平布引滝」のうち「実盛物語」のみの上演。
いやはやお恥ずかしいが、さすがだねぇ、係員さんはわかってらっしゃる(笑)。
これは直前に松竹大谷図書館でH20年新橋演舞場での「源平布引滝」通し上演(義賢最期から実盛物語まで)の台本を借りて読んでいたせい。
来年の海老蔵丈の團十郎襲名で再演して欲しいなぁ。
義賢を守ろうとして闘い、実盛と対峙する太郎吉(後の木曽義仲家臣・手塚太郎)役はもちろん新・新之助丈(堀越勸玄君)で。
目の前で母を亡くす役なのでつらいかもしれないけれど。