先日やっと「ニンジャバットマン」を観て来ました。
興奮とニヤニヤが止まらない傑作で、流石は中島かずきさん&神風動画、これはまさに世界に向けた歌舞伎「忍者蝙蝠侠」です。
さっそく荒事・ツッコミどころの連続・まさかの世話物・大荒事で大団円という歌舞伎の王道美学を魅せて貰いました。
実は私のバットマンに関する知識のほとんどは昭和のバットマン、つまり、1966-1968のアダム・ウェスト版のTVドラマの再放送のものです。
その後のいろいろな監督による映画化には、興味はありつつも、予告編とあらすじまでで、本編は観ず仕舞でした。
これは、オフィシャルコメントでバットマン役の山寺宏一さんが表現されている通り、「暗い」「孤独」「独りよがり」「かまってちゃん」な要素の目立つバットマンだったからで、そういう彼を観たくなかったからかもしれません。
そういう方も多いのではないでしょうか。
しかし、ご心配なく。「ニンジャバットマン」のバットマンは「強すぎる程の正義感のかたまり」であり、惚れ惚れするような真っすぐな侠です。
お見逃しなく。
