今日は少し彼の話題から離れて。
私はゆるく菜食を続けています。
菜食というのはヴィーガンとも呼ばれていて動物性食品を取らない食スタイルのこと。
お肉やお魚はもちろん、牛乳やチーズ、卵なども口にしません。
日本で生活していくにあたり一番避けるのが難しいのはカツオだしだと思います。カツオだしを完全に避けたら田舎では外食できません。実際今東京から少し離れた地域に住んでおりヴィーガンオプションを探すのはほぼ無理で、外食の際カツオだしだけは許容範囲に入れています。
前置きはこれくらいにして。
お肉お魚食べないので、肉肉しいものもお刺身も避けられる限り避けています。
でも先日見つけたんです…!”森のレバ刺し”なるものを!
レバ刺しって飲食店での提供が禁止されているので食べられないじゃないですか。それにヴィーガンなのでレバーなんてもってのほか。刺身だって食べていません。
森のレバ刺しって結局なんだ?って思いますよね。なんだと思いますか?
森のレバ刺しの正体は…天然アミタケというキノコだったのです!シンプルにごま油とニンニクと食べるのでヴィーガンの私でも食べれるじゃん!ということで早速注文。
見た目はまさにレバ刺し。
店員さんが「レバ刺しです〜」って持ってきたので、「え、本物のレバ刺しじゃないですよね?」と再確認してしまいました。
若い店員さんも自信をなくして厨房まで確認いくほど、見た目はレバ刺しそのもの。
実際に食べてみました。
すると、食感も確かに近いかもしれない。少しコリコリキノコっぽいところはあるものの口に入れた時の口当たりはレバ刺しっぽい。鼻に抜ける臭みは全くなく、私個人的にはその臭みがないのでこちらの方が好きかも?という感じ。
ヴィーガンではない私の父も食べていましたが、ビールに合うと大好評。
何が言いたいかっていうと、大々的にヴィーガンって言ってなくても実は探してみるとヴィーガンの食べ物ってあったりするんです。ただ、ヴィーガン・ベジタリアンって言うと意識高い系だよね、とかって思われてしまう。他と違う、『異』であると認識されて壁を作られてしまいがちです。
だから、たとえば街中で「ヴィーガンレバ刺し」って見かけたら、「いや、いいや…」ってとっつきにくく思ってしまう方が多いのではないかと思います。でも「森のレバ刺し」だったらどうでしょう?「何それ、おもしろ!」って頼んでみる人も多いのではないのでしょうか。本質は変わらないけれど呼び方が変わるだけでバリアが取り除かれるし人々の受け入れ方も変わるのではないかな、と感じました。
もっと手軽にヴィーガンの食品やメニューが一般のお店で増えてくれることを切に願います。でもそのような食品やメニューが一般にも許容され、自然に受け入れられるようになるには名前や見た目、パッケージってきっと大事なのでしょう。『異』ではない呼び方でより広くヴィーガン対応のものがどんどん増えていってくれると良いなと思います。
そして、ヴィーガンベジタリアンの同志の皆様はぜひ試してみてください!楽天で見つけたのでリンクを貼っておきますね。
https://item.rakuten.co.jp/haneda-chokubaijo/kinoko001/