秦の始皇帝の宝物に触れる高松宮(左)堀川 辰吉郎氏(右)



始皇帝は契約のヒツギを手に入れた。
しかし、世界の王の印である勾玉を手にいれることはできなかった。

その勾玉は「ミクラタナの神」と伝わる。

始皇帝は重臣を印度や日本に隠されているのではないか?と派遣した。

勾玉は探しても見つからなかった。

印度に渡った使いの者は、勾玉の代わりに、釈迦が造ったという鍋を手土産に戻ってきた。

黄金色のその鍋は、取手が両方にあり、鍋の中に水を八分目まで入れ取手を静かにこする。すると細かな振動が起き鍋の中に霧が立ち上る。
中の水は振動しており、そこへ手を入れると電気にかかったようになる。

始皇帝はこれを使い、大病を患った母の病を治したという。

そして、その鍋を国の宝とした。

のちにこの鍋は孫文に伝わり、日本に入ってきている。