ある年の10月、
マウヌスは大分での細川佳代子会長との会見をキャンセルして、宮古島へ降り立った。
宮古大神島の封印を解かねば、これまで準備を整えてきたミルク世の文明が開かないという。

25000年前に封印した大国の文明。
その流れを組む宮古島。

「自分を信じなさい」
伯龍氏の声が響く。
「周りの言葉、観念等に惑わされず、自分の心で見たものを信じなさい!」

人の世、これすべて虚飾の塊なり

「自分自身の中にある真の元、真元(マウ)を信じ、自分自身に気づきなさい。岩戸開き、マナの壺、石なぐの石、そして、自分を祀る宮古のマウ神。鍵となる言葉、形を残した」

沖縄古来のアヒル文字文献。
沖縄の島々は昔、沈下隆起を繰り返していた。
宮古島の大神島も陸続きのときがあり、大神山だった。
シュメルは、沖縄から日本へ、世界へと広がる。


神の世界、伝説伝承、逸話。
蒔かれ残された神種。
真実は神実。
実を成せ
神の実なり。
いよいよ収穫の時は近い。