久しぶりのナノブロック更新となります。
前回まほろさん…あ、言っちゃった…をアップしますと言いましたが…
あれは嘘だ!!(フッフーン♪
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ゴメンナサイゴメンナサイ落ち着いて皆さん冷静になってー!!
というわけで、今回は急きょ変更し、スタジオジブリの初期の名作 『天空の城ラピュタ』 から、肝っ玉母さんのドーラさん率いる空賊団「ドーラ一家」の母船。
飛行機とも飛行船ともとれる、とても特徴的な形状の「タイガーモス号」をナノブロックで。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/54/0c/j/o0820061514586876907.jpg?caw=800)
【Tiger Moth】 ―天空の城ラピュタ― nanoblock
かなり生物的…というか、鳥とも言える全体像。
劇中では衣食住すべてこの機内で賄っているような描写でした。まさに母船。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/04/78/j/o0820061514586876911.jpg?caw=800)
ナノブロックで表現するにあたって、今回特に気を付けたのは、全体のバランス、比率です。
タイガーモス号の立体作品はいくつか発売されておりますが、そんな他人様のレビュー等を参考にさせて頂きました。
また、内部構造や前後左右からの平面図等も見つけましたので、それらも穴が開くくらいに凝視。。。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/50/09/j/o0820061514586876916.jpg?caw=800)
コックピットは鳥の頭部を模した形状。頭部に観測用の場所が設置されています。
胴体下部には、ラピュタでおなじみの羽根の付いた小型飛行機、フラップターの格納庫。
主翼には8枚羽の巨大なプロペラが左右に付き、胴体上部にはガス嚢が入った外殻に覆われているのが目を引きます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/2e/44/j/o0820061514586876920.jpg?caw=800)
胴体中央は居住スペース。
鳥の頭部であるコックピットからは、スリル満点の露出した連絡路を渡って行くことになります。コワスギルー!!
胴体上部のガス嚢が入った外殻は、組み方としては中央にフレームを組み、それを可動パーツを使って覆っていくという方式を考えてみました。
手持ちのブロックの数に制限があった・・・ということもこの方式を考え出した原因の一つでもあります(笑
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/aa/f2/j/o0820061514586876929.jpg?caw=800)
居住スペースの後方には機関室。そして機関室から巨大な尾翼にのびる、四基のプロペラ。
垂直尾翼には巨大なドクロが描かれています。
いかにも空賊という感じですね♪
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/86/ce/j/o0820061514586876938.jpg?caw=800)
胴体から主翼に伸びるW型の支えは、主翼の角度を可動させるための軸です。
劇中でも急速上昇時に翼の角度を大きく変えておりました。
最近なにかと話題の、オスプレイに少し近い感じです。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/83/45/j/o0820061514586876946.jpg?caw=800)
気嚢の上部には、パズーとシータが一緒に周辺監視をしていた凧が付いております。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/14/56/j/o0820061514586876953.jpg?caw=800)
ライトの関係でちょっと画像が白んでしまいましたが、きにしなーい。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/70/ac/j/o0820061514586876962.jpg?caw=800)
最近は撮影用の背景を使っていたのですが、これくらいのサイズになるともう机で直撮りするしかありません。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/bf/e4/j/o0820061514586876966.jpg?caw=800)
コックピットと居住スペースの連絡路。
連絡を渡ってすぐのところが、実はフラップター格納庫へ降りるハシゴが付いた部屋となっております。
画像では見えませんが、格納庫へ降りるための穴も一応作ってあります。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/0e/b7/j/o0820061514586876972.jpg?caw=800)
主翼を可変させるための可動軸。
この作品も主翼の角度が変更できるようにボールジョイントを使って組んであります。
が、主翼の自重をボールジョイントと可動軸で支えきれないという…(根元からポッキリ取れてしまう)。。
従って、基本的には可動出来ない状態で固定してあります。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/27/c1/j/o0820061514586876979.jpg?caw=800)
タイガーモス号の居住スペース。
前からドーラの船長室、息子たちの居住室兼ダイニング、シータが手伝っていた調理場となっております。
その後ろには、洗濯物を干していたデッキ。
そして機関室と続きます。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/1d/02/j/o0820061514586876985.jpg?caw=800)
機関室と四基のプロペラ。
プロペラはとても弱い作りなので、透明パーツで強度を補填しました。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/4c/e7/j/o0820061514586876991.jpg?caw=800)
ドクロマークはなかなかそれっぽく表現出来たと思います。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/14/3c/j/o0820061514586877001.jpg?caw=800)
シータがドーラから借りた大き目の赤ズボンやら、Tシャツやら、色々と干してあります。
これ、飛ばされたら一巻の終わりですよね(笑
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/85/0f/j/o0820061514586877006.jpg?caw=800)
気嚢上部の観測用凧は、折りたたまれた主翼を展開することで母機から離れて観測することが可能。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/93/51/j/o0820061514586877018.jpg?caw=800)
基本的にはワイヤーでつながっているのですが、劇中ではワイヤーが切れ、パズーとシータは大変なことに。。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/6b/3d/j/o0820061514586877027.jpg?caw=800)
気嚢部分は取り外し可能にしてみました。
こうすることで、居住スペースを見る事が出来ます。
さっきも説明しましたが、前からフラップター格納庫昇降口、ドーラの船長室、息子たちの居住室、調理場。
このあたりを作るにあたっては、内部構造が分かる資料や立体物が存在していて、本当に助かりました。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/ca/3e/j/o0820061514586877031.jpg?caw=800)
なお、この居住スペースの空間は、胴体上部の気嚢をはめ込むための凹部でもあります。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/ef/53/j/o0820061514586877037.jpg?caw=800)
フラップター格納庫は、劇中通り上にハッチが開く仕組みを再現。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/35/56/j/o0820061514586877042.jpg?caw=800)
パッカリ開くと、フラップターが見えます♪
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/b0/0e/j/o0820061514586877051.jpg?caw=800)
設定どおり、4機のフラップターを格納。
ドーラさん達も乗搭乗してスタンバっています(笑
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/16/3e/j/o0820061514586877059.jpg?caw=800)
フラップター発進!!
先頭のよく分からない青い服の人がドーラのつもり…。
息子たちはピンクのスボンに茶色の飛行服、オレンジの飛行帽…のつもり!!
そう見えないかもしれませんが、そうなのです。。。
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/09/maumau-777/c6/f4/j/o0820061514586877064.jpg?caw=800)
以上、スタジオジブリの名作、天空の城ラピュタから、ドーラ一家のタイガーモス号でした。
これまで組んで来た作品の中でも、かなり大型の作品となりましたが、たまにはこういうものも良いですよね♪
使用するブロック数がかなりのものとなりますので、少ないブロックをやりくりしている私にちょっとキツかったという面もありました(主に財力的に)。。。
とは言え、紅の豚関係のメカと同じくらいに好きなタイガーモス号を、自分なりに納得のいく作品として仕上げる事が出来たので満足しております♪
実はこれ、昨年10月に池袋で行われた、月刊ナノブロックさん主催の第二回非公式ナノブロック作品展で展示させて頂いたものとなります。
組んだのは、もう一年以上前ということになりますね。
そして今年も9月8日(土)、9月9日(日)に、池袋駅近くのオレンジギャラリーにて第三回非公式ナノブロック作品展が開催されます。
詳しくはまた後日、ブログにて通知いたしますが、入場無料、入退場自由、そしてなによりも、全国から集まったナノブロックビルダーさん達の素敵な作品と出会う事が出来ますよ♪
私もありがたいことに参加させて頂くことになっておりますので、今回もこのタイガーモス号は会場に持って行こうかなと思っております。
そんなこんなで、お暇な方、興味が沸いた方、是非是非遊びにいらして下さいね♪