本日は


いもがらを使ったきんぴらを


作りました♪


いもがらは、


里芋の茎を乾燥させた保存食のこと。


古くから、栄養豊富な保存食として


食べられてきた食材で


生のものは「ずいき」とも呼ばれるそう。


私は


塩漬けのずいきを調理したことは


あるなぁ…


という程度でした。








調理前のいもがらは


干した色黒のかんぴょうみたいな


姿をしていて






いったいこれがどんな味や食感に


なるのだろう…と


楽しみに、


説明書きをみながら


たっぷりの水で30分ほどもどして


途中水をとりかえてアクを抜き




上は


戻し途中のいもがら。


ふっくらして、たくさんあるように


見えますが


最初の姿は


片手のグーより小さな大きさ


でしたから


その増え方にちょっと驚きました😊



人参や油揚げ、今日はごぼうも一緒に


お出汁を少し多めにして


きんぴら風煮物に仕上げて


みましたら


これがまたすごく美味しくて


食感がよく、


元々はスポンジのような


繊維質の芋づるゆえに味染みも抜群!


山菜のようなクセもないので


子どもでも食べられそうです。



ちょっとナスのような感じもしたり…


不思議なおいしさです。



栄養価もかなり高めで


鎌倉時代から戦国時代末期に

かけての夜戦食としても

活躍した食材なのだそう。

当時は、縄のように編んで干したもの

を持ち歩き、味噌で煮たりして

食べたのだそう。

時には食料、時には縄として使われ

多用途な便利食材とは、

なんだかすごい!


これを知り、私は久々に、

忍者🥷もきっと持ち歩いていた

だろうなぁ、

と直感しました💫

どうりで懐かしい味が⁈…笑



いもがらの栄養について

いもがらには
アントニアニン、水溶性食物繊維、
カリウムなどが豊富に含まれていて

🔔アントニアニンは、眼精疲労に
有効で、視力の回復の助けに。

🔔水溶性食物繊維は、
腸内環境を整えてくれます。

🔔カリウムは、体内の余分な塩分を
排出し、利尿効果によりむくみや
冷えを改善してくれます。


などなど…


どこかで見かけましたら

ぜひ一度食べてみてください〜🌈