先日記事でもふれましたが、


友人が、新潟県十日町市に移り住み


初めて自分で作ったという


在来種のコシヒカリを


五分つき米にして


送ってくれ


そのあまりの美味しさに


感動しつつ…


その背景が気になってきて


少し調べてみました♪







コシヒカリは


美味しいお米の代名詞のように


認識されている新潟県の代表的な


お米のひとつ。


他の地方でも多く作られては

 

いますが、やはり新潟県の風土に


合った地産の品種。



しかし、いま私たちがよく


口にしているコシヒカリは


昔のコシヒカリ(在来種コシヒカリ)


とは違うものなのだということが


わかってきました。



現在のコシヒカリは、


お米の大敵であるいもち病


強くなるように


改良された品種で、


そのことを


BL種という言い方で表すそうです。


BLとは


Blast registrations Lines


の略で


いもち病に対する抵抗性系統

=耐性をもつ系統という意味


ということの表示



それに対して


在来種コシヒカリは


非BLという言い方をするのだそう。



なんだか不思議ですね。


その土地に元々あった品種が


非〇〇みたいな言い方に


なってしまう


というのも…



一般に流通しているコシヒカリ


といえば


コシヒカリBLのことであり


コシヒカリ非BLは、


限られた少数の農家さんが今も


コツコツと種を守り作り続けている


ということなのです。




そして、肝心なお味の違いについて


なのですが、


生産者さんいわく


もちろん好みだと。


しかし、明らかに違うのは


甘みが強く風味が豊かであること


また、冷えても美味しい!


という点において


BLより上回っている


そうです。




私個人の感想でいいますと


そのものだけで充分美味しくて


おかずが要らない感じ…


そして一番感じたのは


この前もお話しましたが、


食べたあとに


お腹の中からポカポカしてきた!


という体感でしょうか。






なんでなのかなぁ…


と自分なりに検証してみますと


古来種ならではの


自然のエネルギーと


生命力


そしてやはり、素晴らしい環境で


愛情を込めて手作業で


丁寧に作られているということ


は大きな要因である気がします。




以下、その事を深く感じさせる


友人がお米に添えてくれた


解説文をご紹介しますね♪


✨✨✨✨✨✨✨✨✨


新潟県十日市松之山地区《中立山》

魚沼産コシヒカリ

標高500メートルの

天空の棚田米です。

この地の昼夜の寒暖差が

旨味のある美味しいお米を

生み出しています。


また、雪に閉ざされる半年間で

微生物が雪の下で土を作り

春に向けて稲が育ちやすい

環境を育てているのです。


農法は、機械をなるべく使わず

田おこしをする際の手押し耕運機

を使うのみ

という手作業中心で

すべて手植え、手刈りです。


刈り取った稲は

杉の立木にはせかけをして

天日干しにします。


稲は種もみから育てています。


そして、このあたりは、

夏になると棚田に蛍が舞う光景が

見られるような環境です。


夜空には、天の川が見え、

野生のリスや日本カモシカ、

タヌキ、キツネ、アナグマなど

さまざまな生き物たちが息づき

また、山菜、野草、薬草の

宝庫でもあるです。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨



いかがでしょう💫


作り手が自然を愛し


ありのままに


すべてと調和して


大切な自然の恵みを


育てているという


純粋な想いが


良いお米を作り


それが見えないエネルギーとして


肌で伝わってくるから


なのではないかなぁ…


と感じたのでした。




他の全ての在来種を扱う農家さんに


ついても同じことがいえると


思うのですが


大切な古くからの土地を愛し


自然の恵み、伝統を


損なう事なく受け継いで


楽しみながら育てている


方々がいるからこその美味しさ


なのだなぁと。




私たちも少しでも、


その価値に気づいて


日頃から興味や関心を


寄せてみる


いいのではないかなぁ


という気がします。


そして実際に見かけたときには


ぜひ味わってみる★


そんなことが


実は、日本古来の在来種を守る


大きな貢献の第一歩となる


のかもしれませんね〜✨