登校4日目 | にじいろのせかい 自閉症で最重度知的障がいで不登校だったタク

にじいろのせかい 自閉症で最重度知的障がいで不登校だったタク

私、パパ、長男(自閉症スペクトラム、最重度知的障害)、愛犬ももちゃんの3人と1匹家族。

長男タクの日常を主に、私の素直な気持ちを綴っています。

登校4日目
休み明けの月曜日
今日は最後まで過ごす予定だ

連れだしに来てくれた担任に
タクは
またもやビックリ顔!!

嫌がって逃げ回るかな…?
予想に反し

ベットから立ち上がり玄関へ向かうタク
さらりと
担任に抱っこされ
車に乗車

車内では
無言でしたが
信号待ちで振り返ると

今にも泣きそうなタク…
ぐっと我慢して
見たことのない表情をしている

手を握ってあげて
タクの好きな歌をうたってあげた

少し表情は和らいだが
あんまり変わらない

学校に到着すると
車から降りるのを少し渋り
「迎えに行くからね!じゃあね!」
と言って
タクから離れた

辛そうだったらすぐ連絡してくれと
担任に伝えていた為
ずっと携帯を握りしめていた

15時前
お迎えに行くと

なんとも言えない表情で出てきたタク
元々、顔に感情があまり出ないタイプだけど
いい顔とは言えない

辛かったね、可哀想だな…
というのが正直な印象だ

様子を聞くと
2回ポロポロと泣く事があったが
帰りたい素振りはなく
音楽の授業は楽しんでいるように見えたとの事

半年振りの登校から
まだ4日

本当にこれで良かったのか
答えを出すにはまだ早い

帰宅したタクは
仕事を終えたサラリーマンのように
少し疲れて
でも少しスッキリしたような
そんな感じだ

明日も担任が来てくれる
感謝しかない