早いものでもう第1モジュールも期末試験。とは言え、5科目のうち2科目はセメスター単位の授業なので、「期末」なのは3科目。さらにそのうちの1科目はレポート提出、もう1科目は「持ち帰り」試験なので、実質の試験はBusiness Lawの1科目のみ。

このBusiness Law、「法律」なので、特に必要と思われる法律の内容・定義や、特定の手続きの具体的な手順などを覚えなくてはならない一方で、「ビジネス」的な観点、つまりある法律に対して、現在のビジネスでどういうことに留意しなくてはならないのかといったコンセプチュアルなところも試験では問われるので、結構厄介。特に後者については教科書等にはあまり書かれておらず、授業中のディスカッションをベースに出題されることが多く、これまた厳しい。教授は「授業への参加や発言はそれ程問わないし、事前に教科書を読んでくる必要も無い」と言っているのですが、この試験の内容は、少なくとも授業のノートは取っておかないと痛い思いをするように考えられているようです。(^ ^;;)

授業自体は、例えば所有する土地に隣接する河川や道路の利用の権利に関する話や、有名なファーストフード店に対する訴訟の背景と今後に関する話、担保の取り合いに関する話など、非常に面白い内容。かつ教授のジョークもかなり冴えてました。シカゴ大学でLLMとMBAを取得して、ビジネス経験・弁護士経験双方を持つ、という肩書きに負けない内容だったといえるでしょう。

ちなみに、実質の期末試験がこの1つしか無い一方で、セメスター単位で行われている授業は、試験ウィークの今週も、試験休みの来週月曜・火曜も行われます。しかもその一方では今週小テスト、もう一方では来週中間試験という状況・・・。まぁ自分で選んだので文句は言えないですけどね。