今日は保育園リトミックでした。
さすがハロウィン前だけあって、壁には一面におばけかぼちゃやおばけの子どもたちの絵。
リトミックまでの待ち時間の保育士さんが読み聞かせる絵本も、せなけいこさんの「ねないこだれだ」や「おばけなんてないさ」など、かなり、おばけより。
そして、お話聞いてないと、おばけに連れていかれちゃうよ、なんて言われてました。笑
そういえば昔、保育士をしていた頃、1歳児に、同じように「ねないこだれだ」の絵本を読むと必ず「いたずらネズミ」のところで必ず泣き出す子がいました。
たぶん、先生の読み方がこわかったのでしょうけれど、「いたずらねずみ」で泣くんだ、、と若かりし頃の私は驚いたのでした。
今日の1歳児の子ども達の反応は…もうきっと、かなり読み慣れているんですね。
オバケが出てくるページになるとキャーと喜んで笑っていました。
うちの息子はとても怖がりだったので、普段は1人ではトイレに行けない子でした。
少しでもテレビやお話でコワイシーンを見てしまった日は、トイレはおろか、夜は1人で眠れなくなっていました。
今でこそ、ウルトラマンや鬼滅の刃などグロテスクなもの戦隊ものも大丈夫です(中2です笑)
昔はプリキュアでさえも、刺激が強くて、毎度お馴染みの悪者が出てくるシーンになると、耳をふさいだり、消してと泣いたり、もうだめでした。
そういえば、先日、丸いものリトミックの時にアンパンマンの鼻が丸いことを見せようと思って、後ろを向いた瞬間にアンパンマンのお面をかぶり
アンパンマン体操を披露しました。
その瞬間、それまで、今までニコニコと笑顔で歩きまわっていた1歳児さんたちの表情が急に固まり、みんな一斉にお母さんのそばへくっついていってしまいました。
アンパンマン体操に合わせて楽しく踊っただけなのですが、多分私が顔だけアンパンマンになったのが怖かったのでしょうか。
お面と言えば、うちの息子も節分の時に鬼のお面をかぶったお父さんが怖すぎてめちゃくちゃ泣いている2歳頃の写真が残っています。
子どもって、なぜあんなに毎回、新鮮に驚いたり怖がったりしてくれるのか。
それは見たものをそのまま受け取って、その裏にあるものを、まだ想像できないからだと思います。
だとしたら、鬼のお面を外してお父さんだよ、といっても、鬼のお面をかぶった瞬間は鬼そのものなので、それは怖いですよね。
箱にものを入れたり、また出したり、また入れたり出したり、何度も繰り返して喜ぶのは、
箱の中に実際にはものが入っている事は想像せず、本当にものが消えたり出たりしているように映っているのではないかと。
もしかしたら、毎日、手品を見ているような感覚かもしれないですね。
だから、視界からママがいなくなると、永遠に会えないかのように泣き出す。
見えなくなっても、いるんだよ、と思えるには、経験を積み重ねて、想像力がいるのですね。
だから、小さな子は、いないいないばぁ もいつも新鮮。
でも少しずつ、それらの経験を通して、次に来る動きを記憶すると、予測したり期待する事が出来て、想像力がついていくのだと思います。
教室には都島区、毛馬町、大東町、友渕町、善源寺町、北区、樋之口町などから生徒さんが通ってくださっています。
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