私のアート・セラピーの先生が分析した
死刑囚 林真須美の絵《国家と殺人》
週刊誌『女性セブン』に掲載されたそうです。
その絵は、
広島県福山市 鞆の津ミュージアムで開催中の
死刑囚の絵画展『極限絵画展』(~6月23日)
に出展されています。
『林真須美』と聞いて知らない人はいないでしょう・・・
そう、 あの和歌山毒物カレー事件の『林真須美』。
2009年に死刑が確定したのですが、
本人は、いまだに無実を主張しているらしい・・・。
『極限絵画展』で検索 すると
数点ですが 他の死刑囚の絵も見る事ができます。
興味のある方はご覧ください。
『死』を待つのみの極限状態にある死刑囚の胸の内が見て取れます。
どの絵も固く、苦しんでいます。
末期がん患者さんらにも
共通する部分があると思われますがですが・・・・
そうした方々と死刑囚が描く絵は、全く違うと感じました。
末期がん患者さんの絵は、絵画資料でしか見たことがありませんが、 死を認めたくない抵抗する絵を描く時期を乗り越え、最期に描く絵は、慈愛に満ち 残してゆく愛する人達の健やかでしあわせを願う悟りの境地というにふさわしい穏やかな絵を描きます。
苦しみから逃げず
自分のありのままの現実に正面から向き合い
それまでの人生全てを受け止め
真の意味で強くなったからこそ描ける絵だと
私は思っています。
極限絵画展に出展した人たちが
今後、そのような絵が描けるようにと
願わずにはいられません。
※記事の内容と写真は関係ありません。
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