バンドールインディア強烈
ついてるついてる。
どんどんよくなる。
真夜中に、ワインを飲みだした。
くいっとあけたら、寝るつもり。
さて、今飲んでいるのは、バンドールインディアなるフランスの赤ワイン。
ロマノコンティが使った樽を譲り受けて使っているそうだ。
それが購入理由。
ロマノコンティは高すぎて飲めないから、せめて樽だけでも、ってそんな理由ちゃう。
ロマノコンティからすれば、自分の築いてきた名声を汚す恐れがあるワイナリーには決して樽だろうがなんだろうが分け与えないだろうっていう信頼感だ。
で、くいっと飲んで一言。
美味い。
相変わらずのボキャ貧だが、この潔い、美味いの一言に美味さが凝縮されてる。
キャンティクラシコを上品したような香り。深みのある味わい。のど越しのすっきり感と余韻の長さ。
こりゃ、美味い。
フランスワインは薄く感じることが多い中、実に濃厚。アマローネより濃く感じる。
それでいて、しつこくないし。
また飲みたいワインに追加しておこう。
ロマノコンティは、1本100万するのもあるそうだ。
高嶺の花だ。
だが、こういう高いワインがあって、それを買う人たちがいるのは幸せだ。
作り手も夢が持てる。現実に、シンデレラストーリーが叶うワイナリーだってある。
アメリカンドリームのような。
だから、ロマノコンティは偉大だ。
名声を保つのは並大抵の努力ではできない。
そして、ロマノコンティのように名声を獲得したいという素直な夢を持って、たくさんのワイナリーが切磋琢磨してくれれば、おらのような初心者ワイン愛好家も美味しいワインに巡り合えるチャンスも増えるってもんだ。
名声を獲得したいってのは、一面にすぎないというか、側面にすぎないだろう。作り手にとって最大の幸福は、飲み手に喜んでもらうこと。その積み重ねが名声になるのだから。
おらもワイン作ってみようかな。
今日のワインは、努力と創意工夫の味がする。
勇気をもらった。どうやったらこんなに美味しいワインができるのだろう。きっと、楽しみながらワインを毎年作っているのだろう。
ありがとう。
ついてるついてる。
おめでとう。
こまったことはおこらない。
やってできないことはない。
ゆるします。
かんたんかんたん。
面白いなぁ。
楽しいなぁ。
涼やかだなぁ。
嬉しいなぁ。
明るいなぁ。
幸せだなぁ。
豊かだなぁ。
すべての良きことがなだれのごとく起きますように。
びさりょくだ。
きせきだ。