先日、予備校Tで短答式試験に関する分析セミナーが実施されました。
秋頃にあった論文式試験をテーマにしたセミナーも参考になりましたが、
今回も具体的&実戦的で、収穫の多い内容でした。
平日夜の開催にもかかわらず会場も満席だったので、
皆さまの関心の高さも伺えます。
私も大急ぎで仕事を失敬し、ダッシュで会場に向かいました(´∀`)
セミナーの中で繰り返し触れられていたのが
「条文をしっかり読み込みなさい」ということ。
当たり前のことですが、弁理士試験は条文の理解を問う試験です。
“分かったつもり”で過去問をやみくもに回していても、効果はありません。
どの条文について問われているか、条文のどこをポイントにしているのか。
問われやすい箇所を意識して、条文を読み込むことが大切。
模試では点数とれるけど、本試験で点数が伸びない・・・という方は、
条文の重要な箇所を見落としているから、同じ条文の問題でも、
違う問われ方をすると正解できないとのことです。
過去問も2周、3周と繰り返していると、雑にこなしがちなので
目的意識をもって解き進めるようにしたいなと思いました。
それと、新しい視点だと感じたのがPCTの攻略法です。
PCTは規則から多く出題されますし、改正が絡むので、とても厄介。
条文も規則もしっかり押さえておくのが理想ですし、
予備校でも、ちゃんと勉強しなさいと言われますが
時間の都合上なかなか難しいのが現状です。
セミナーの中で、カリスマ先生がおっしゃっていたのが
条文を読み、過去問を解きながら、
「この枝が怪しい・・・」という感覚を身につけなさいということでした。
平成29年度は、かなり細かい規則からも出題されていたので
受験生仲間でも条約足切りで泣いた方が多かったようです。
私は四法がおぼつかなかったので、PCTの対策を殆どしませんでしたが、
条約は7点とれていました。
というのも、カリスマ先生言うところの「勘」が、
実務経験の中で培われていたからだと思います。
今年は「勘」だよりにせず、規則もしっかり押さえて本試に臨みますが、
当日、試験会場で悩んでどうしようもなくなったときに備えて
野生の嗅覚も研ぎすませておきます~▽・x・▽