先週の土曜日、コンサート・フォー・ジョージの上映会を観に行った。

 

 

 

 

この上映会ではピーター・バラカンによるトークショーもありとても豪華だった。

 

 

 

自分はビートルズを幼少期から聴かされて育ち、10歳頃になって全アルバムを自主的に聴くようになった。最初はメンバーの中でポールが一番好きだった。ソロで聴いていたのは親の影響もあり、ポール、その次にジョンという感じだった。ジョージに関してはAll Those Years AgoとGot My Mind Set On Youぐらいしか知らなかった。20歳くらいからジョージの曲いいなと思い始め、今ではメンバーの中で一番好きかもしれない。(まだきちんとアルバムごとに聴けてはいない)

 

 

 

そんなジョージにわかファンの自分だが、Concert For Georgeが日本で初上映、しかもピーター・バラカンのトークが生で聞けるということでチケットを取った。早めに良い席が取れたのでTOHOシネマズの会員でいて良かったと思った。

 

 

今回上映されたものについてはフルでコンサートの映像が入っているものではなく、パフォーマンスの順序もバラバラで曲の途中途中にインタビューやリハーサルの風景が挿入されているものである。一曲丸々聴かせてくれないんかいというようなのは多かった。そもそも入っていない曲とかもあるらしい。それはそれでフルで観たい、というのはさておき。

 

 

ジョージの音楽、人柄、世界がよく表現されていると思った。彼が愛されていなければ、このような大所帯の豪華なライブは実現されないだろう。ジョージがいないのにいると勘違いしてしまう。(ウロチョロする息子のダーニにも起因しているかもしれないが。) そのような不思議な魅力に包まれた温かいコンサートだった。またそのジョージも一色ではなく、色々な側面を持っていることに気付かされた。生ケツを出すモンティ・パイソンからギターヒーローのエリック・クラプトン、荘厳なラヴィ・シャンカールのオーケストラまで出てくるのだから本当に幅広い。

 

 映像を十二分に楽しんだ後はお待ちかねのバラカンによるトークショー。


 

イギリス音楽とYMOが好きな自分にとっては夢のような存在である彼は、ラジオと変わらず面白いトークを繰り広げた。内容については、動画も撮ったが文字起こしがMUSIC LIFEのサイトに上げられていたのでリンクをクリップする。





寄り道しつつもやっぱりビートルズに回帰してしまうな。