ありがちですが(2)
全く何も変化がなく
3月3日夕方入院となる。
何で夕方?と思っていたら
関係筋の話によると(って関係筋って誰よ)
翌日(水曜)午後はOPE日なんだって。
なるほど
誘発かけてダメでも
緊急カイザー(帝王切開)に切り替えやすい日なのね。
I See I See
で、母リリィと夕方病院に行く。
(あ、里帰り出産でつ)
着いて早々内診でした。
かかっていた産院は臨月になってもほとんど内診をしない病院だったので
ちょっとドキドキだ。
今日は子宮口を開くバルンを入れるらしい。
看護師?助産師さん?が内診台に登った私の横に待機。
あれ 何で?と思うまもなく
「では内診しますよ~
ちょっと痛いですよ~」
ぐりぐりぐり
はぅううう!!!(という声が出た、いやマジで)
何した?! いったい何故そんなに痛いのだ!!!
あ、あなたそのために居たのね・・・。
I See I See
バルンを入れた後は
オマタに多少の違和感はあるものの
いたって普通に生活できる。
夕食が出て
(それまで軽度の妊娠中毒症チックな状態だったので自宅でかなりの減塩食を食していた)
もしゃもしゃ食べて
ドラマ・トライアングルの最終話を見て23時就寝。
この日は何事もないまま朝を迎えると思っていた・・・。
が
夜中3時ごろ痛み出してきた
どこが痛いかと問われても答えられないが
オマタあたりが痛い気がする。
そうこうするうちに
わけのわからない痛みは暴走しはじめ
絶えられなくなり
朝方4時 初のナースコール。
「い、痛いんですけど・・・ほ、報告です(←このあたりは看護師っつぽい)」
「あ、これバルンが取れる痛みなんです。
子宮口がだんだん開いてる証拠ですよ」
って陣痛じゃないの?
てかまだ痛くなるの?
無理無理無rえrwkg・・・
マックスだと思っていた痛みはさらに強まり
何か産まれる!!!やばい!と思った私はトイレへ!!!
(何故トイレ???)
ついに
あ~と声が出た瞬間
ポロリとバルンが取れました。
物凄い脱力感と小さな爽快感と共に
なぜか割れるような恥骨あたりの痛みを伴い
トイレの便座から立てなくなりました。
2回目のナースコール。
立てなくなった私を一人で抱きかかえベッドに戻してくれました。
「よかったですね。バルンとれて。
これで陣痛もつくといいんですがね」
ええええええ?
山は登りきったんじゃないの?
さらに高い山があるの?
もう、マジ無理なんですけど。
途方にくれる朝6時。
またまた 続く。