健康ドリンク・前編
睡眠不足で働き続けてた時のお話。
その日も棚卸し翌日かなんかでほとんど寝ずに仕事に明け暮れていた。
しばらくは頑張っていたが、どうにも身体の疲れと睡魔に襲われて敗北寸前だ。
そこでバイトの子に
「健康ドリンク買ってきて。」
と言い、財布を覗くと5000円札しかなかったので、
「自分らのジュースとお菓子とちょっといい健康ドリンク頼むわ」
とお願いした。
15分程たってバイトの子が袋をもって帰ってきた。
「お釣りで~す」
と、渡された金額は500円程度だった。
(あれ、5000円札渡したから買い物にいった二人のドリンクとお菓子で1000円やとしても、500円のお釣りやと足りなくないか?)
と思い、レシートを確認。一気に目が覚めた。
「これ、健康ドリンク3800円になってるけど380円の間違いじゃないか?」
バイトの子に聞くと、
「薬局で二人で探して一番高いやつを選んだんですよ~。効きそうでしょ~。」
と、スマイルで言われた。
「ありがとう。」
と言いつつ、ちょっといいやつをと言った事を後悔していた。
大型スーパーの中に勤務先があり、大きめの薬局が隣にあった事をさらに悔しく思った。
続く
その日も棚卸し翌日かなんかでほとんど寝ずに仕事に明け暮れていた。
しばらくは頑張っていたが、どうにも身体の疲れと睡魔に襲われて敗北寸前だ。
そこでバイトの子に
「健康ドリンク買ってきて。」
と言い、財布を覗くと5000円札しかなかったので、
「自分らのジュースとお菓子とちょっといい健康ドリンク頼むわ」
とお願いした。
15分程たってバイトの子が袋をもって帰ってきた。
「お釣りで~す」
と、渡された金額は500円程度だった。
(あれ、5000円札渡したから買い物にいった二人のドリンクとお菓子で1000円やとしても、500円のお釣りやと足りなくないか?)
と思い、レシートを確認。一気に目が覚めた。
「これ、健康ドリンク3800円になってるけど380円の間違いじゃないか?」
バイトの子に聞くと、
「薬局で二人で探して一番高いやつを選んだんですよ~。効きそうでしょ~。」
と、スマイルで言われた。
「ありがとう。」
と言いつつ、ちょっといいやつをと言った事を後悔していた。
大型スーパーの中に勤務先があり、大きめの薬局が隣にあった事をさらに悔しく思った。
続く