毎日投稿歴カルテNO1683

底本　趙開美刊　「仲景全書」所収　『傷寒論』十巻

日本漢方協会学術部　編　東洋学術出版社

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　張仲景撰

國子監

准。尚書禮部元祐三年八月八日符。元祐三年八月七日酉時准。

都省送下。當月六日

勅中書省勘會。下項醫書、册數重大、紙墨價高、民間難以買直。八月一日奉

聖旨、令國子監別作小字雕印。内有浙路小字本者、令所屬官司校對、別無差錯、即摹

印雕版、並候了日、廣行印造、只收官紙工墨本價、許民間請買、仍送諸路出賣奉。

粉如右。牒到奉行。前批八月七日未時付禮部施行。續准。禮部符。元祐三年九月二十

日准。

都省送下。當月十七日

AIで訳すと

国子監
尚書礼部の元祐三年（1088年）8月8日の符に準じる。元祐三年8月7日の酉時に準じる。
都省から送られた。今月6日
勅中書省の勘会。以下の医書は冊数が多く、紙と墨の価格が高いため、民間では購入が難しい。8月1日に聖旨を奉じ、国子監に別途小字で彫刻印刷するよう命じた。内に浙路の小字本がある場合、所轄の官司に校対させ、誤りがないことを確認し、即座に摹印し、広く印刷して販売する。官紙と工墨の本価のみを徴収し、民間に購入を許可し、各地に送って販売するように命じた。
以上の通り。牒が到着し、奉行する。前の批示は8月7日の未時に礼部に付し、施行する。続いて礼部の符に準じる。元祐三年9月20日に準じる。
都省から送られた。今月17日

傷寒論卷第一

仲景全書第一

漢張仲景述晉王叔和撰次

宋　林億校正

明趙開美校刻

照沈琳同校

傷寒論 巻第一


仲景全書第一
漢 張仲景述 晉 王叔和撰次
宋 林億校正
明 趙開美校刻
照 沈 琳同校

この序文は、漢代の医師張仲景が著した『傷寒論』を、晋代の王叔和が編纂し、宋代の林億が校正、明代の趙開美が校刻し、沈琳が共に校正したことを示しています。

ちょっと歴史的な

お話を書きます。

張仲景

実在したのか不明です。

漢張仲景述晉王叔和撰次

これは

晋代の王叔和が

文章に説明を加えたような形になり

金元時代

つまり、宋の時代に林億校正

が構成するまでに

何度か紛失して

オリジナルが残っていません。

古いデーターは消されており

現存する傷寒論は

この時より

様々な形で受け継がれ

小刻傷寒論などは

王叔和の説明を

省いた形になっております。

翻訳の底本は

傷寒雑病論

日本漢方協会学術部　編　東洋学術出版社

から引用したものです。

傷寒論は

鍼灸師と薬剤師

そして

医師を結ぶ

共通の理論だと考え

傷寒論原典に挑戦しています。

本来ならノートに書き写すべきでしょうが

新しい現代

AI先生に訳してもらって

読み解こうとしています。

経絡治療広島部会

山口先生のお弟子さんたちは

三カ月をかけて

読み解くとか・・・

私は

広大医学部漢方センター

小川恵子教授の鍼灸師セミナーを受けて

江部洋一郎先生が

経方医学としてたてた論に

傷寒論から

少しでも迫りたいと思っています。

さてさて

どこまで続くのか

鍼灸師の先生は

経絡を

3Dで考えられたことが

ありますでしょうか

ツボは

十四経発揮のように

線で書かれたものでは

ないと

日本皇帝内経医学会

宮川浩也先生は

言われており

それらを

より一層理解するためには

どうしても

原典を読まねば。。。

しかし

現代的な読み方があると

思い挑戦しています。

今日も一日良い日で

最後まで

読んでくださり

ありがとうございました。

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鍼灸師

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臨床経験

39年　1983～

(2022年現在)

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整形外科医

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