はい。昨日アップしました。

 

 電子化の必要性についてはそこでお話ししています。大事なことは、大会後に数万部単位で減っていた「赤旗」がはじめて増紙になったタイミングで、紙版の廃止と電子化への移行を全党に真剣に提起し、議論を開始するべきだということです。

 

 だって、このまま行けば、「赤旗」が財政的にも編集体制の面でも立ち行かなくなることは誰もが自覚しているわけです。どこかのタイミングで移行しなければならない。

 

 けれども、いまのように「7月に減ったら発行の危機だ!」と煽るやり方を続けていたら、今月の増紙で「これで大丈夫だ」という気分が生まれてしまうでしょう。実際は、多少増えたところでどうにもならないのに。

 

 このやり方では、ある日突然、「何月から電子版だけになります」と告げることになる。それって、後退に次ぐ後退のなかで仕方なく選択したということになって、党内で厭戦気分を生みだしてしまう。そうすると、電子版でどう党活動を盛り上げるのかという意欲を生み出さないのです。

 

 だから、増紙し今月こそ、攻めの気持ちで電子化に臨める唯一のタイミングなんです。紙版でも増やすことができる、しかし党と国民の結びつきを広げ、強めるには電子化が不可欠なんだという見地で、党支部の議論を巻き起こしていかねばなりません。

 

 「電子化した『赤旗」を軸にした支部活動をどう作り上げるか」。これをテーマに、徹底的に議論すべきなんです。いかがでしょうか。