3月は怒濤の日々でした。7日に共産党からの除名撤回を求めて東京地裁に提訴したので、それに関連する出来事がいくつもありました。また、それに関連して、今夏に3冊の本を刊行する予定で、執筆作業に費やす時間も大幅に増えました。本来の出版の仕事は、さすがに昨年は大幅に減らさざるを得ませんでしたが、現在は通常モードに戻っており、それなりの仕事量です。全部をあわせると、この年になってなぜこんなに仕事をしているのだという感じですが、自分で選んでいるのだから仕方ないですね。

 

 夏に出す3冊の本のうち、メインとなるのは文春新書でして、すでに書き上がり出版社に提出しました。編集部は、裁判と法律を扱う難しい本になると思い込んでいたのですが、私としてはドキュメンタリーを書くつもりだったのです。だって、私のような体験をした人、他にはいないでしょうし。

 

 私の意図は当たったようで、編集部から以下のようなお褒めのお言葉を頂きました。

 

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失礼ながら当初の予想を裏切り(?)、とても面白く拝読しました。

党のレトリックを覆していく過程は痛快で、一種の知的トレーニングとしても刺激的でした。

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 ということで、少し気持に余裕が出ましたので、ブログも再開しようかなと思います。予告していましたように、裁判関係は主にメルマガで書きますので、ブログでは「本日の『赤旗』」を軸に据えて、さまざまなテーマを論じたいと考えております。よろしくお願いします。